高校入試

やる気が出たから成績が上がる?成績が上がったからやる気が出る?

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中学生は勉強のやる気が出ない?

 

勉強の成績を上げるにあたって、大切なポイントの1つが「やる気」なのですが、このやる気が出なくてなかなか成績が伸びないという人も多いのではないでしょうか。

 

中学生になったらもう少し勉強するだろうと思っていたものの、中学入学後も部活やゲーム、遊びなどに一生懸命になることはあっても、勉強に関してはやる気が出なくて悩んでいる生徒や、困っている保護者、関係者の方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

勉強のやる気を出させるために、環境を整えたり、モチベーションを上げたり、ほめて持ち上げてみたり、逆に、危機感をあおってみたりするものの、まったくもって反応なしということもよくある話です。

 

私としては、中学生の段階で、自分の人生についてしっかりと主体的に考えて、今何をすべきかを理解している生徒の方が極めて少ないと思っていますので、中学生が勉強に対してやる気がないのは、ある意味で当たり前かな~と思っています。

 

むしろ、中学生で将来設計をしっかりとし、勉強に対してやる気がみなぎっている人はすごいと思います。

 

私自身で考えても、中学時代は学校が終わったら、毎日のように友達と遊んでいましたので、勉強に対してやる気がみなぎっているタイプではなかったですね。

 

「まぁ~中学生はそんな感じですよ!」だと話が終わってしまいますので、どうすれば少しでもやる気が出るのかを私なりに考えてみたいと思います。

 

高校受験のためにもやる気を出す必要がありますが、先程も話したとおり、そう簡単にやる気は出ないでしょう。

 

私としてはやる気は最初に出るものではなく、授業が理解できるようになったり、テストの点数が上がるようになったり、学年順位が上がるようになったりすることによって、出てくるものだと思っています。

 

中学生ぐらいの年齢であれば、やる気が最初に出る人は少数派であり、勉強でいい結果が出てからやる気が出る人の方が多数派なのではないだろうかと思っています。

 

これが高校生や大学生になると、就職などの進路が間近に迫っているため、自分の将来のためにもやる気を早めに出さないといけないと考える人も出てくるのでしょうが、中学生だとまだそのような考えにもなりにくいのかもしれません。

 

やる気が出たから成績が上がるのか、成績が上がったからやる気が出るのか、どちらでしょうか?

 

私としては後者だと思います。

 

勉強のやる気を出すために勉強する

 

私は、高校では学年1位を取ることを目標にして、高校に入学しました。

 

そう考えると、高校に入る段階で勉強に対しての一応のやる気はあったのかもしれません。

 

しかしながら、このような目標を立てる生徒はたくさんいますが、目標の順位を達成できない人がほとんどなわけです。

 

それでは、私がどうだったのかというと、結果としては、高校3年間常に学年1位でした。

 

なぜ私が入学前に立てた目標を達成できたのかというと、それは勉強をしたからです。

 

学年1位だからこそ、この順位をキープしないといけないと考えたわけです。

 

やる気があっても成績が伴わなければ、そのやる気は徐々に失われていくのではないでしょうか。

 

成績が上がるとやる気が出る、やる気が出るとさらに成績が上がる、成績が上がるとやる気が出る・・・と好循環を作ることが大切なのではないでしょうか。

 

そうなると、やる気を出すためには勉強ができるようになる必要があるわけです。

 

「それができれば苦労しないよ!」と言われるかもしれませんね。

 

まず、ほとんど勉強していない状況であれば、勉強する時間を確保しないと、成績は上がらないでしょうし、やる気は出ないかもしれません。

 

それなりに時間をかけて勉強しているのにやる気が出ないのは、勉強した時間に対して成績が伴っていないからかもしれませんね。

 

つまり、効率が悪い勉強をしているのかもしれません。

 

勉強のやり方を見直してみるのもいいのではないでしょうか。

 

勉強のやる気を出すために「勉強してみる!」

 

やる気は後から出てくると考えるのも、いい考えなのかもしれませんね。

 

  • この記事を書いた人

マナブ

偏差値40台前半(※)の工業高校から、センター試験ありの推薦により、現役で国立大学(総合大学の理系学部学科)に合格 工業高校での成績は、高校3年間常に学年1位 塾・予備校・家庭教師・通信教育など一切利用せずに、独学でセンター試験(現在でいう大学入学共通テスト)5教科5科目受験【平均得点7割弱】 得意科目は数学【センター試験の得点は8割弱】 普通科高校の進学校出身者(偏差値70以上や60台後半の高校※)など十数人が在籍する国立大学の理系学科のコースを成績1位(首席)で卒業 就職は、就職氷河期の中でも最も厳しいといわれた数年間の「超氷河期」の年に大学4年生である22歳を迎えたが、第一希望の某自治体(地方公務員)の上級職に採用され入庁 現在は公務員を退職し、高校・大学時代に独自の勉強方法(現在はさらに改良)を確立した経験を活かしながら、教育関連の分野に力を入れている ※ ・・・ 当時の偏差値が確認できなかったため、現在の高校の偏差値を記載しています なお、当該高校の県内での序列やレベルが当時と変わらないため、偏差値が当時と現在で大きく違うことはないと考えています

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