株価が気になる?
株価は気になりますか?
株価が上がるにしても下がるにしても、板やチャートをしょっちゅう見ないと気になってしまい何も手につかなくなってしまう人もいるようです。
みなさんはいかがでしょうか?
特に、価格の推移が暴落とも言えるような状況になってしまうと、どうしても見たくなってしまう人もいるようです。
私はどうなのかというと、他に何もすることがなければ見ますね。
投資家としては気になりますからね。
とはいえ、他にすることがあれば、それほど株価が気になることはありません。
それは株価が大きく下落していてもです。
この記事を書いている本日は、2020年3月9日ですが、日経平均株価の値下がりも非常に激しいですね。
当然ですが、私が保有している個別銘柄も下落中です。
「あ~いつ上がるのだろうか?」という感じですが、株価が下落中でも、いつもとそれほど変わりません。
毎日、淡々と板を見ているという感じでしょうか。
まぁ~永遠に下がり続けることはないわけですので・・・
楽観的でしょうか。
どこまで下がるのかはわかりませんが、全力で勝負しているわけではないので・・・
もし、さらに大暴落になるようであれば、それはそれで・・・
大暴落に備えて全力買いは避ける
株式投資の買い方側の勝ち方には、テクニカル分析やファンダメンタル分析などがあるわけです。
これらはもちろん大切なことではありますが、これらだけではリスクもあります。
どのようなリスクかというと株価の大暴落時です。
市場全体や世界全体が売られるような状況になれば、買って利益を出すのは非常に難しくなりますよね。
だからこそ、どんなに市場のトレンドがいい時でも全力で買うのは避けたほうがいいのではないでしょうか。
株価が上昇していくのであれば、できるだけ多くの元手で投資している方が儲かるわけですが、どうなるかはわかりませんし、暴落は突然やってきます。
暴落が予測できれば対応もできるのですが、難しいと考えていたほうがいいですよね。
だからこそ、どんなときでも一定の金額を現金として保有していないといけないのではないでしょうか。
現金の保有比率が高ければ、仮に現在保有中の銘柄が含み損になったとしても、大暴落によって安くで株を買うこともできるわけです。
また、資金さえあれば、含み損になった銘柄の対応方針もいろいろな選択肢を考えることもできるわけです。
現金比率を高めに設定し逆張りする人も
投資家によっては、どんなにトレンドの良い時でも現金比率を高めに設定している人もいます。
こういう人達は、株価が落ちることを想定している人が多数いると思うので、逆張りの投資家が多いのかもしれませんね。
平常時には多くの資金を使わずに、年に数回や大きく勝負するのであれば数年に一度あるような大暴落時に資金を使って売買し、再び現金化する。
株価が大きく落ちることがない年は、ほとんどないと考えることもできるので、そのような手法も出てくるのではないでしょうか。
暴落しては買い、そして利確、暴落しては買い、そして利確を繰り返しているのかもしれませんね。
資金を投資しすぎ?
もし、株価が気になって何も手につかないのであれば、資金を投資しすぎているのかもしれませんね。
例えば、100万円の元手があって1万円投資していたとします。
その銘柄が急落し、資産価値が半分の5千円になったとしても、一般的に言って、何も手につかなくなるほどのダメージではないですよね。
100万円のうち10万円投資していて、半分の5万円になったとしても、それほど気にしないという人は多いのかもしれません。
これはマイナスにどの程度耐えられるのかによっても違ってきます。
しかしながら、一般的に言って100万円すべてを使って投資し、その資産価値が半分になってしまえば、株価が気になってどうしようもなくなるかもしれませんね。
株価の上昇下降に一喜一憂していると体調的にもきつくなるかもしれませんので、どんな時でも一定割合は現金で保有し、相場状況が厳しくなりそうであれば、現金保有の比率を高めるようにした方が良いのかもしれませんね。
株価が気になって、もやもやするぐらいなら、見られる状況にある場合には見た方が良いのかもしれませんが、資金がなければ、株価をチェックしても打つ手がないことになるかもしれませんので、ほどほどに見るぐらいがいいのでしょうね。
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株価が下落すると、売らなくてもいいような場面でも、周りに流されて狼狽売りしてしまうこともありますので注意が必要です。
狼狽売りについて詳しくは株価のナイアガラ的値下がりで狼狽売りしない簡単な5つのテクニックをご覧ください。
もしあまりにも気になるようであれば、資金の使い方をもう一度考えてみた方が良いのではないでしょうか。
長く投資をするためにも資金の配分は非常に重要ですね。