今の株の知識があったなら
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
みな様に感謝申し上げます。
さて、めちゃくちゃ久しぶりにブログの更新をします。
この数か月間は、ブログ以外のことが忙しくて、なかなか書くことができませんでした。
それでも、しっかりと株の売買はしています。
しばらく取引をしなくなると腕が鈍りやすくなりますからね。
さて、久しぶりに書く今回は、基本に戻って、株の初心者向けの勉強について話をしたいと思います。
もし、私が今の株の知識を持ったまま初心者に戻ったとしたら、どうするだろうと考えながら進めたいと思います。
ちょっと、勉強のポイントも多いので、複数回にわたっての話になるかもしれませんが、興味のある方はご覧いただきたいと思います。
株は月足チャートを見る
今回のポイントは「木を見て森を見ず」にならないようにするということです。
目先のことだけにとらわれずに、大局を見ることが大切ですね。
例えば、日足を見て、株価が25日移動平均線まで値幅調整したとします。
そこから上がりだせば、短期的には利益を狙える可能性もでてくるわけですけど、場合によっては早めに逃げないと厳しい状況もあるかもしれないということです。
なぜかというと、見ているチャートが日足だからということです。
日足では値幅調整ができているのかもしれませんが、週足ではまだまだ高値圏である可能性もあるわけです。
もっと言えば、月足チャートで見るとものすごく高値になっていて、上昇トレンドを継続している銘柄の場合、24月移動平均線や60月移動平均線からは相当なプラス乖離になっていることも十分に考えられます。
2020年より前に株取引を始めた人であれば経験があると思いますが、世界同時株安的な〇〇ショックと言われるような状況になれば、月足チャートの60月移動平均線をはるかに下回る株価になることもありますよね。
最悪の場合、評価額が半値以下になってしまうこともありえます。
もちろん、〇〇ショックが事前にわかることはあり得ないのですが、日足チャートだけではなく、週足チャート、月足チャートと見ていくことで、その銘柄がチャート的に買うべき銘柄なのか、様子見した方がいい銘柄なのかというのは、経験を積めばなんとなくわかってくるのではないでしょうか。
ダウやS&P500なども見よう
とはいえ、実は特定の株の月足を見ていても、それはあくまで一つの銘柄の値動きに過ぎないわけです。
今回のポイントは大局を見るということですので、もっと大きなところを見ることが大切です。
それは何かというと、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)です。
日銀のETF買いを考えると、個人的にはTOPIXの方が大切なのですが、海外投資家が多いことを考えると、これまで看板だった日経平均株価も見ておかなければならないのだと思います。
つまり、日経平均株価やTOPIXが崩れるようなチャートになっていないのかを、日足だけではなく、月足からも見ていかなければならないと考えています。
さらに言うならば、私がよく見ているチャートはさらに大局の、ダウやS&P500などです。
世界の株価はどうしてもアメリカの影響を受けてしまいます。
例えば、短い期間で考えると、アメリカが下がっているのに、日本は上がっているということもありますが、過去の経験上では、ある程度の期間で考えれば、アメリカが下がると日本も下がるといことはよくあります。
ある程度の期間、アメリカは上がっているのに、日本は下がるという残念なこともありますが・・・
株を始めたばかりの初心者の方はどうしても、自分が注目している銘柄に目が行ってしまう傾向があります。
もちろん私も最初はそうでした。
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まぁ~チャートが崩れそうな匂いを感じるのは経験や慣れが必要なんですけど、あまりにもプラス乖離の大きな銘柄を買う場合には注意が必要です。
私も経験を積んでいる最中なので偉そうなことは言えませんが・・・
今日は株の初心者の勉強にあたって、市場全体の流れを読むことは大切ですよというお話でした。
よかったらまたご覧ください。