損切り

株の高値づかみは損切りし買い直した方がいい理由をチャートで説明

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損切りして買い直したほうが利益がでることもある

株取引をしている投資家にとって損切りというのはすごく嫌な響きに聞こえますよね。

 

株式投資の本やネットなどでの情報でいえば、大きく利益を上げている投資家は自分で決めた損切りルールを徹底して守り、損切りラインに到達した時点で機械的に売っているとのことです。

 

損切りができる人は儲かる可能性があるが、損切りができない人は塩漬けになり儲かる可能性がかなり低くなる ということなのでしょうか。

 

まぁ~ここで言っているのは、小さく損切りをしなさいということではなく、大きな損失を被るような値下がりになる場合は、ためらいなく損切りをしようということなのだと思います。

 

損切りを細かくし、買い値から1%や2%下がった値段で売っていったとすると明らかに損切りの回数が多くなりすぎて、とても儲かりそうな気がしませんからね。

 

もちろんこんなやり方を実際にやったことはないのですが、買値から1%や2%なんて買った瞬間に下がる可能性もありますので、損切りの嵐になりそうな気がします。

 

私が損切りをした方がいいと思うパターンは、株価が急騰して俗にいう握力の弱いイナゴが多く集まり、短期的な天井を作ったのではないかと思われるような銘柄です。

 

このような銘柄を急上昇中に買ってしまった場合には、あまりにも短期的な値上がりが急激すぎるため、高騰前に持っていた投資家の利益確定売りやデイトレード・スイングトレードで参加している短期トレーダーの利益確定売りなどが多く出るため、株価は割と大きく値下がりすることがあります。

 

このような銘柄の上昇トレンドに乗って利益を得ようとして高値で購入したものの急激に株価が値下がりするような状況になった場合には、損切りして再び買い直したほうがいいかもしれません。

 

私はあまり損切りを頻繁にする方ではなく、ある程度の含み損でも持ち続ける方なのですが、このような状況であれば損切りをした方がいいと思っています。

 

理由としては、これまでの投資経験や取引はしていないものの監視している銘柄のチャートなどを見てそのように思うことが増えたからです。

 

 

 

実際のチャートで損切りと買い直しの確認

それでは、具体的なチャートを見ながら確認をしたいと思います。

 

まず2017年12月から2018年4月のインターネットイニシアティブのチャートをご覧ください。

 

12月18日に2022円の安値を付け、短期的な底になっています。

 

その後、株価は右肩上がりで上昇し始めIRの発表があった1月25日と翌日26日に急激な株価の上昇を示しています。

 

チャートを見るとわかるとおり26日に天井をつけています。

 

株価は高値2620円であり、直近の安値である12月18日の2022円と比べると約600円株価が上昇しています。

 

1月26日の高値2620円をつけた後、株価は下落し日経平均株価の大幅下落の影響もあり、短期的には2月9日に2158円の安値を付けています。

 

安値2022円から高値2620円でいうと、2158円まで2/3押しよりもきつい値下がりがあったということです。

 

この日の後、2018年8月9日現在一度も株価は2500円を上回っていません。

 

仮に損切りをして短期的な損失を被ったとしても、入り直すポイントを間違えなければこの銘柄では利益を出せています。

 

短期的には大きく値上がりした1月26日の翌営業日である1月29日(赤丸)が買い直す最初のチャンスであったと思います。

 

この日の安値は2330円であり高値2620円から概ね半値押しであり、多くの投資家が意識する価格帯であるため、この株価から反発し上昇した段階で購入しておくことは可能だったと思います。

 

その後、実際反発し数日間株価が上昇しましたので最小単位である100株で購入していても1万円以上の利益を取れたと思います(ただし、最初損切りしているのでプラスマイナスゼロぐらい)。

 

もう一つの買い直すポイントとしては日経平均株価の値下がりに合わせて、株価も下がった大きな赤丸あたりで購入するということです。

 

このあたりで買い直していたとしても、その後日経平均株価の短期的な戻りもあったため、この銘柄でも 2月後半にかけて株価が上昇しており利益を出すことができたと思います。

 

一度損切りをして買い直すということですので、大きく利益を稼ぐことは難しいかもしれませんが、少なくとも損切りしたマイナスを取り戻すことは可能だと思います。

 

 

次は2017年10月から2018年4月の三社電機製作所の チャートをご覧ください 。

 

2月23日にIRの発表があり翌営業日である26日に窓を開けて上昇し高値1904円を付けています。

 

元々右肩上がりの上昇トレンドであり、良い発表があったため更なるトレンドの上昇を期待し、26日に購入した投資家も多かったです。

 

しかしながら、結果論でいうと27日に日経平均株価はある程度大きく上昇しているにもかかわらず、三社電機製作所の株価は値下がりしていますので、この時点でトレンドが弱まっていると感じて損切りするのも一つの手だったのかもしれません。

 

その後値下がりし3月5日に安値1605円を付け、2月14日の安値1356円と2月26日の高値1904円の半値押しぐらいになり、多くの投資家が反発するのではないかと意識するポイントになったため株価が上昇し始めます。

 

なお、半値押しについて詳しく知りたい方は上昇トレンドの押し目価格を想定するために計算方法の基礎知識を学ぶをご覧ください。

 

このあたりで買い直していれば、3月16日に1815円を付けていますので、2月26日の大きく値上がりした日に損切りしていたとしてもプラスマイナスゼロぐらいまでには持ってくることができたのではないでしょうか。

 

 

こちらの記事もどうぞ

あなたの株取引にとって役に立つかもしれない投資方法や取引の知識を書いていますので、気になる方はこちらの投資方法からご覧ください。

 

 

そもそも損切りをしない買い方を意識する

この2つの銘柄を見てもわかるように株価が大きく上昇した場合には、そのトレンドに乗って購入するというのも一つの手なのですが、短期的な利益確定売りで大きく値下がりすることがありますので、あまりにも値下がりが大きい場合には一度損切りすることを検討した方がいいです。

 

特に大きく窓を開けた場合などには注意しておく必要があります。

 

そもそも何らかの IR が出て好材料であったため市場が反応し株価が上昇していることを考えると、一度株価が大きく値下がりしても底を確認して再度上昇することもよくあることです。

 

しかしながら、インターネットイニシアティブのようにこれまでの出来高を極めて大きく上回るような状況になり株価があまりにも上がりすぎた後に下落すると、そこからさらに株価を上げようとしても多くの売りも入るため、値上がりできず短期の天井になってしまうこともあります。

 

このような状況になると損切りして入り直した方が利益を得やすいというのもよくあることです。

 

損切りしなければ最悪の場合には含み損が大きくなり、塩漬け状態になる可能性もありますので、短期で急上昇した銘柄などでは特に、自分の想定していた状況と異なるのであればすぐに損切りし大きく値下がりしたところで買い直すことを検討するのがおすすめです。

 

今回の記事を見て、結局この2銘柄とも結果論なんじゃないのと思っている人もいるかもしれませんね。

 

結果論か結果論じゃないのかというと、この2銘柄を選んだのはおおむね結果論です。

 

「損切りして買いなおしたほうがいいよ」っていう感じのチャートを選んでますから、そりゃ~結果論になっちゃいますよね。

 

しかしながら、今回の記事でいいたいのは急上昇した時点で大きく下落する要素があったでしょ!ということをいいたいのではありません。

 

それだと完全な結果論になっちゃいますから。

 

今回の記事の要点は、良いIRや好決算が発表されて大きく上昇した株を購入したものの、想定を超える値下がりに巻き込まれたのであれば、一度損切りして買い直すことも検討したほうがいいですよということです。

 

むしろそのほうが利益につながることもあるかもしれないということです。

 

もしかするとあなたが次に買う株がこのような値動きを示すかもしれません。

 

 

まぁ一番いいのは、そもそも急上昇した銘柄を高値で買わないということ、つまり損切りをしないですむように高値づかみをしない買い方を心がけることです。

 

この高値掴みをしないということを注意するだけで損失は大きく減り、大損の可能性はかなり低くなるので、「損切りし場合によっては買い直す」ということと「高値づかみをしない」ということはセットで覚えておくといいと思います。

 

それでは本日のまとめです。

本日のまとめ

  • 大きく利益を上げている投資家は損切りを徹底している
  • 株価が急激に高騰すると短期の天井を形成しやすい
  • 損切りして買い直した方がいい場合もある
  • 大きく値下がりしたところで買い直すことで損切り分のマイナスを取り返すことも可能
  • 大きく窓を開けて高騰したときには注意が必要
  • 自分の想定していた状況と異なればすぐに損切り
  • 急上昇した銘柄を高値で買わない
  • 高値掴みをしないようにするだけで損失は大きく減り、大損の可能性はかなり低くなる

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