買い時

株式投資の売買タイミングの目安を知れる騰落レシオとは(買い時編)

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株式投資のタイミングの買い時とは?

株式投資のタイミングで買い時について悩んでいる投資家も多いのではないでしょうか。

 

株取引の初心者や経験の浅い方であればあるほど、どんなタイミングが良いのだろうかと試行錯誤していると思います。

 

これまでこのブログの中でも何度か話をしてきましたが、私の個人的な意見として売り時よりもはるかに買い時のほうが簡単だと思います。

 

本日は、株式投資のタイミングの中でも買い時についてをテーマに話をしたいと思います。

 

 

株は安いところで買うのが鉄則

みなさん株取引をする時にどのようなタイミングを買い時にしているでしょうか。

 

結論から先に述べると、株式投資の買い時にすべきタイミングというのは、一般的に言われているようにできるだけ安い所で買うということです。

 

それだけだと、そんなのわかってるよと言われそうなので、もう少し突っ込んだ話にしたいと思います。

 

それは、「ある指標」を見ると目安になるということです。

 

個別銘柄やETFなど売買できる銘柄数は数千もあるわけですが、そのほとんどは基本的に日経平均株価に大なり小なりの影響を受けます。

 

むしろ影響を受けない銘柄の方が少ないと思います。

 

わかりやすい例としては、年に数回日経平均株価が大きな下落をすることがありますよね。

 

その時ほとんどの銘柄が日経平均株価の値下がりに同調して大きな下落をすることになります。

 

これは日経平均株価の構成銘柄である225銘柄以外であっても同様で、東証一部・東証二部・ジャスダック・マザーズなど全ての市場で値下がりし、場合によっては短期間で急落したり、ボラティリティの大きな値動きの激しいものであれば大暴落になる場合もあります。

 

それではこのようなことを踏まえたうえで、株式投資の買い時のタイミングをどうやって捉えればいいのかということですが、一番いいのは日経平均株価が値下がりした、できるだけ底値近辺で買うということです。

 

これは日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に連動するETFの場合だけではなく、各企業の個別銘柄でも同様です。

 

その企業の銘柄がそこそこ勢いがあったとしても、日経平均株価が暴落するとこれまでの勢いがなくなり、ひとまず利益確定売りをしようという投資家が増えてきたり、銘柄によっては日経平均株価の暴落を利用して個別銘柄に空売りを入れてくる投資家もいますので、基本的には値下がりすることになります。

 

相当良いIRが出るなどして、日経平均株価の暴落に耐えて株価がなんとか横ばいを保つものもありますが、先ほども言ったとおり基本的には日経平均株価に同調する形で価格が下落することは避けられません。

 

逆に言えば、日経平均株価がこれ以上値下がりするのはなかなか難しいであろうというポイントの確認方法を把握しておくということです。

 

そのポイントがわかれば、むしろ日経平均株価の大幅な下落はデメリットではなく、メリットをうむことになり、株式投資の非常に良い買うタイミング、つまり買い時になるということです。

 

もちろん、日経平均株価がこれ以上値下がりするのはなかなか難しいポイントとは言っても、絶対にその価格より値下がりすることがないということではありません。

 

多くの投資家の思惑が渦巻いている株式投資ですので、どうなるのかというのは結果論でしかわからないのですが、あまりにも株が売られ過ぎの状況にあることをとらえることで、これ以上値下がりするのはなかなか難しいポイントを知るのに役立ちます。

 

 

騰落レシオと日経平均株価の関係

株取引をしているとわかると思いますが、買いたい人が多く、値段がどんどん上がってくると、どこかで利益確定売りが出て、そこからは一気に株価が値下がりすることが多いですよね。

 

これとは反対に、売りたい人が多くどんどん値下がりすると、非常に割安感が出ることで、購入しようとする人が増えてきます。

 

さて、日経平均株価でこのような買われすぎや売られすぎを判断する指標の一つになるのが騰落レシオです。

 

騰落レシオは、非常に簡単な計算方法で算出できるものであり、値上がりした銘柄数と値下がりした銘柄数から算出します。

 

計算方法は、値上がり銘柄数/値下がり銘柄数×100(%)であり、その比率で買われすぎなのか、売られすぎなのかという判断をします。

 

この数値から強気や弱気といったことを知ることができます。

 

 

一般的に買われすぎの状態であると、株価は徐々に値下がりし適正な株価に戻っていき、売られすぎの状態であると、株価は徐々に値上がりし適正な株価に戻って行くことになります。

 

つまり、騰落レシオで売られすぎの状況になっている時を株式投資の買い時のタイミングとして知っているのか、知らないのかというのは株取引の成績に非常に大きな影響を与えます。

 

さて、この騰落レシオの期間は一般的に25日間を使うのですが、必ずしもこの期間にこだわる必要はありません。

 

もっと短い半月程度の期間を使うという場合もあるでしょうし、さらに短い期間で一週間程度で使いたいという人もいるかもしれません。

 

あなたが使いやすいやり方で、この騰落レシオ利用するというのが最も良い方法です。

 

それでは、この騰落レシオの数値がいくらになれば買うタイミングになるのかというのがポイントになります。

 

値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割っていますので、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が同数であれば比率は100%になります。

 

このことから、強気でも弱気でもない普通の状況の騰落レシオは100%前後ということになります。

 

値上がり銘柄数の方が値下がり銘柄数より増えてくると、騰落レシオの数値が100より大きくなってきます 。

 

つまり相場が強気になっているということです。

 

反対に値下がり銘柄数の方が値上がり銘柄数より増えてくると、騰落レシオの数値は100より小さくなってきます。

 

つまり相場が弱気になっているいるということです。

 

それでは買い時は、騰落レシオが一体どれぐらいの数値になったらいいのかということですが、一般的に言うと70%以下が株が売られ過ぎの状態である底値圏と言われています。

 

ただし、先ほど言ったとおり、騰落レシオの期間は何日間で取るかによって、この数値もかなり違ってきます。

 

騰落レシオの期間を短期間にすればするほど、株価が一方向に動いている可能性が高いので極端な数値になることがあります。

 

70%以下が底値圏であると言いましたが、この期間を短くしていくと、例えば半月程度で50%以下になったりすることもありますし、一週間程度であれば30%以下に落ちることもあります。

 

このような点を踏まえると、騰落レシオの使い方としては、自分が決めた特定の期間でずっと数値を見続けて、これまでの値と比べて売られ過ぎの状況であるかどうかを確認するというのが、買い時を見つける最も良い方法であると思います。

 

一般的には25日が多いと思いますが、必ずしもこの25日にこだわる必要はありませんので、あなたが使いやすい日数を見つけてみるのが良いのではないでしょうか。

 

 

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あなたの株取引にとって役に立つかもしれない投資方法や取引の知識を書いていますので、気になる方はこちらの投資方法からご覧ください。

 

 

日経平均株価チャートで騰落レシオを確認

それでは実際に、日経平均株価と騰落レシオの値を見てみたいと思います。

 

下のチャートは、日経平均株価の2018年9月から11月の値動きの推移です。

 

 

10月に入ってから株価が大きく値下がりし、10月末に底値圏にあることがチャートを見るとわかると思います。

 

それでは、この10月末の日経平均株価が底値圏にある時に、騰落レシオは一体どのような数値を示していたのかと言うと、期間を25日間とした場合には大体70から73程度です。

 

つまり騰落レシオから見て、この辺りが大体底値圏であるということが言えるということです。

 

実際にチャート見てわかるとおり、売られすぎた株価が元に戻るように11月に入ってから株価が値上がりをし始めました。

 

 

騰落レシオが絶対に間違えることのない指標ということではありませんが、自分の勘で取引するよりも底値圏を捉えやすいですし、このような理由から多くの投資家が利用している大変便利な指標の一つです。

 

しかしながら、どのようなテクニカル・指標でも絶対はありませんので、騰落レシオを利用する場合でも、打診買いから始めることが大切だと思います。

 

打診買いすることで、もしさらに値下がりした場合でも、最悪の事態を免れることができます。

 

非常に使い勝手が良い指標であるのは間違いありませんので、これまで騰落レシオを利用したことがなった投資家であれば、ぜひ今後は株式投資の買うタイミングの一つとして、騰落レシオを利用した買い時の確認を判断材料の一つにしてみてはいかがでしょうか。

 

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