株の失敗
株での失敗は投資家であれば多かれ少なかれありますよね。
とくに株取引を始めたばかりの初心者の方であれば、けっこう失敗も多いのではないでしょうか。
私も最初の頃は、損することが多かったです。
今回は、私が行っている負ける取引を少しでも減らす対策についてお話したいと思います。
あ・・・、そういえば、久しぶりのブログになってしまいました。
忙しかったもので・・・
このブログを待っている人がいるのか、いないのかはわかりませんが、またそれなりのペースで書いていきたいと思います。
急落で損切り
さて、こんな経験がある人もいるのではないでしょうか。
何らかの材料が出たり、株価の値上がりによって、掲示板や各種ランキングで人気が出たため購入。
その後、株価が急上昇。
こんなに人気があるのだから、もっと上がるだろうと思って、買い増し。
さらに株価が上昇したので、買い増し。
何度も追加買いし、けっこうな株数を購入したところで、株価の急落。
一気に含み損になったものの、損切りはしたくないので、売らない。
さらに株価が急落し、損切りできないレベルの含み損になったので、結果的に塩漬け。
このパターンで塩漬けになってしまった人も多いのではないでしょうか。
株価が上がっているときには、乗り遅れてはいけないという気持ちもありますし、どんどん上がるような気もするんですよね。
しかしながら、上がり続ける株はないので、どこかで値下がりに転じるわけです。
私もよく引っかかっていました。
結果的に損切りしたこともありました。
平均取得単価を上げない
では、そのような失敗をできるだけ減らすためにどうしているのかというと、それは特に難しいやり方ではなく、平均取得単価を上げないという単純なことです。
私の取引の全てがこの手法というわけではない(集中投資するときもあります)のですが、私はこの手法がけっこう好きです。
具体的にはどうしているのかというと、例えばある銘柄を株価300円で買ったとします。
取得単価は300円ですね。
この300円から値上がりしたとしても、同一口座で売買しているのであれば、絶対に買い増しをしないだけです。
350円とか400円に値上がりすると、さらに上がるだろうと思って、買ってしまいたくなるのですが、同一口座であれば平均取得単価が上がってしまうので、高い値段で買えば買うほど、現在の株価との差が縮まってきますよね。
そんな時に急落でもあれば、一気に含み損になりかねません。
だからこそ、私がこの手法で追加買いするのは株価が下がった時だけです。
じゃーどの程度下がったら買っているのかということですが、これは銘柄の値動き(ボラ)によって違うので、一概に言えません。
まぁ~先ほどの300円でいえば、5%ぐらいの下落では買わないでしょうね。
10%下落ぐらいから考え始めるのかもしれません。
値動きの激しさ次第ですね。
ちなみに、この手法は上昇トレンドの銘柄限定でのやり方です。
下降トレンドの銘柄ではしません。
下降トレンドだと、どんどん損失が大きくなってしまうので・・・
上昇トレンドだとしても、もちろん損切りラインは設定しています。
1銘柄の利益額は大きくない
昨日もこの手法で売買しました。
低位株(ボロ株)で1円刻みで買い下がっていき、その後その銘柄が反転上昇し、終値では5%強の含み益になりました。
1日で5%だと良い成績なのですが、まだ上がるんじゃないの~なんて思って、持ち越したら値下がりしちゃって、なんだかんだで2%弱の利益で売却しました。
ボロ株なので1円の影響が大きい!!
まぁ~2日で2%弱なので良しとしましょう。
あ・・・、%的にはいいんですけど、金額的には何万円とかいうレベルではないですよ。
この手法でするときには、同じやり方で分散投資するので、1銘柄当たりの利益額はそんなに高くなりません。
むしろ、計画的に買い下がることを想定しているので、最初の買いではあまり大きく買いません。
だからこそ、数万円程度の低位株からボロ株の方が相性がよかったりします。
資金があればもっと高くてもいいのですけどね。
弱小個人投資家なので・・・
値下がりしたところで買う
最後になりますが、もう一点気を付けていることと言えば、最初の買いをどこで入れるかということです。
どこで買ってもいいということではなく、できるだけ下がったところで買うようにしています。
高い位置で買ってしまうと、値下がりして買い増し、さらに値下がりして買い増しと続くことになりますからね。
十分に下がったところで購入です。
もし、購入した日に大きく上がったらデイトレにしています。
儲け額がそこまで大きくない分、資金を有効に回転させて利益を取っている感じです。
まとめると、上昇トレンドの銘柄を値下がりするごとに買い下がって(損切りラインは考えておく)、ある程度の含み益(%)になったら、さっさと売る。
買い下がりを少なくするために、できるだけ下がったところで買う。
1銘柄の利益はそれほど多くないので、さっさと売って、資金を効率的に使う。
まぁ~こんな感じでしょうか。
そういえば、今日もこの取引で売買していました。
買値から上昇し、2%程度の利益を出せるタイミングはあったのですが、外出中だったので売れませんでした。
結果的には引け前に0.5%程度の利益で売りました。
0.5%って少ないように感じますけど、結果的にデイトレードになったので、私としては悪くはないと思っています。
毎日0.5%取っていったら、1年後にはすごい利益になっていますからね。
さすがに毎日は無理ですけど・・・
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例えば、1万円の投資金額で、1年間取引したとき、5%の利益であれば500円の利益になります。
上がる日もあれば、下がる日もあるので、年間損益がプラスだったとしても、なんだかんだで数百円程度の利益になることが多いのではないでしょうか。
がんばって年間10%の利益だったとしても、1000円です。
だからこそ、1万円を使って1日に100円や200円、500円を稼げたとしたら、実はそれはすごいことなのです。
失敗を減らしてコンスタントに少額の利益をとっていくやり方もあるわけです。
あとは、投資資金次第ですね。
それではまた。