売り数量と買い数量
みなさんは株取引をするときに、板の買い数量と売り数量を見ながら取引することがあるでしょうか。
もちろん多くの方は見ているのだと思いますが・・・
この数量も絶対的なものではありませんよね。
買い数量が多い銘柄でも値下がりすることもありますし、売り数量が多い銘柄でも値上がりすることもありますし、当たり前ですが、買い数量が多いから上がることもありますので判断に迷うこともあります。
今日の売買もそんな感じでした。
最近デイトレードの話が多いのですが、今日もデイトレードです。
デイトレしない人には「もう飽きた」と言われるかもしれませんが・・・
窓閉め買いと高値更新買い
今回も取引の手法は同じです。
窓閉め買いと高値更新(ブレイク)買いです。
今日は寄り前の気配値が高かったものの、勢いがありそうだったので、少し窓が開くぐらいだったら、そのまま寄りで買おうと思い、寄り成りの注文を出していたんですけど、ちょっと上がりすぎだと感じたので、注文をキャンセルし窓閉めの価格で再度注文を出しました。
窓を埋めずに上がったら仕方がないという取引ですね。
寄り付き後にしばらく上昇したものの、結果的には窓を閉める方向に動き出しました。
予定した価格で購入できた後は、数ティックしか下がらず、非常にいいポイントで買うことができてラッキーです。
その後、一気に上昇し含み益になったんですけど、売り数量が多くてなかなか壁を超えられそうになかったので、4%弱の利益で売却。
しばらくすると私の売値よりさらに値下がりしたので、「やっぱり下がるよね~」なんて思っていたんですけど、その時は売り数量と買い数量が同程度か、やや売りが優勢だったんですけど、徐々に値上がりしていき「結局上がるの~」なんて思いながら見ていました。
買い数量が多い時も上がるし、売り数量が多い時も上がるみたいな状況でしたね。
さらに値上がりし、今日の高値を更新したので再度購入。
もう一回買っちゃおう~
上がったり下がったりしながら、けっこう上昇したものの、また売り数量が増えてきて、そこそこ下がってしまったので2%弱の利益で売り。
終値がストップ高ということは・・・
これで今日の売り買いは終わろうかなぁなんて思っていたら、今日の高値をさらに更新するような勢いで上がっていったので、高値をブレイクした時点でまたまた購入。
最後に買った株は含み益・含み損にかかわらずホールドすることに決めての買いでした。
購入後にけっこう値下がりした場面もあったんですけど、今日は強い買いトレンドがあったので、大引けにかけてどんどん値を上げ、結果的にはストップ高で引けました。
終値がストップ高だったので、どの時間帯で買っていても持ち続けていればプラスになった一日という感じです。
複数単元で買っているので、終わってみればそれなりの利益を取ったわけですけど、売り数量の多さに惑わされたような、ビビってしまったような取引でした。
最後がストップ高になっていることを考えると、結果的には売らされた感じもちょっとしますね。
まぁ、ホールドしている分も含み益なので今後に期待でしょうか。
こちらの記事もどうぞ
年間損益がマイナスであれば時間の概念を加えて株取引をしてみては?
株の取引時間や知っておきたい寄り付き前と昼休みの注文の注意点など
株でナンピンはおすすめできないが状況次第で積極的に狙う人もいる
株の成功者に近づくために狙い目の一つとして知るべきタイミング
株で負ける売り買いが多かった初心者の頃の私の取引から学んだこと
株式投資の材料はどんな種類があるのかと急騰後の選択肢や私の失敗談
ストップ安銘柄を売買する時に少しでもリスクを減らして取引する方法
株の元手が少額や勝てない人に見てほしい私が毎月収入を得る資産とは
株式投資でロスカット(損切り)になりにくい取引をするためのコツ
ただ、この銘柄は今日で一つの壁(直近高値)を超えたので、次は年初来高値へのトライなのですが、何かいいIRが出て一気に飛ぶ場合も考えないといけないので・・・
材料によっては、窓を閉めずに上がる可能性もあるんじゃないかなぁ~とも思っています。
何かいいIRが出た時に窓を開けた場合、一旦売って再度窓閉めで買うのか、それとも保有したまま買い増しするのか、ちょっと考えないといけないなぁ~なんて思っていますが、そんなことを考えていると急落するのもよくある話なのでどっちに転んでもいいような対応が必要なんでしょうね。
ようするに窓を閉めるか閉めないかなんてわからないわけですので、デイトレで調子がいいのも運がよかっただけなのかもしれない・・・
売り数量と買い数量に惑わされないためには、その株の勢いを感覚的にとらえるしかないのかもしれませんが、そんな簡単に身につくものでもないですしね~
なんだかんだで悩む・・・