投資方法

初心者は株式投資を始める前に株価が上昇下降する仕組みを知ろう

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新製品の発表や決算発表により株価が上昇下降する場合

今回はそもそも株価ってどうして上がったり下がったりするのという根本的な仕組みについて話を進めてみたいと思います。

東証一部や東証二部、マザーズなどに上場している企業は3000社以上にのぼり、その業種も多種多様です。

 

例えば、サービス業や電力、鉄鋼、食品、電気機器、化学、医薬品、自動車、不動産、機械、建設、銀行、石油石炭製品など東証株価指数でいうと全部で33業種に分けられています。

このような各企業の株価が上昇したり下降したりするのにはいくつかのパターンがあります。

 

例えば製品を作っているような企業であれば、世の中の役に立つ新製品が発表された時に株価が上昇したりしますし、 ファミリーレストランやファストフードであれば売上が上がることで株価の上昇に影響をもたらしたりします。

 

企業によっては毎月の売上や客単価などを公表しているところもありますので直接的に株価に影響してきます。

 

株価が下落する時も同様で、例えば今の例でいうファストフードであれば売り上げが下がっていくと株価にもマイナスの影響を与えることになります。

このような場合の株価の上昇下降は非常にわかりやすい例です。

 

もう一つわかりやすい例でいうと四半期ごとに発表される決算内容によって株価が上昇下降するというものです。

四半期ごとの決算内容で売上、営業利益、経常利益など今後も上昇が見込まれるという銘柄であれば買われやすくなりますし、逆にピークを迎え今後の業績が下降することが見込まれる銘柄であれば売られやすくなります。

 

非常に簡単に説明しましたが 世の中のニーズを捉えた新製品の発表や、今後の好業績が見込まれる銘柄については買われやすくなるということです。

 

もう少し具体例をあげると、医薬品であれば難病といわれていた病気を治すことができる新薬を開発したり、原材料メーカーであれば原材料価格が高騰することで売上が上がることによっても株価が上昇することになります。

 

ここまでは一般的にこのような状態であれば上がったり下がったりしやすいということで話をしてきましたが、必ずしもこの通りになるとは限りません。

 

 

 

企業や製品への思惑で株価が上昇下降する場合

実際の業績は伴なわなくても企業や製品への思惑だけで株価が上昇したり下降したりすることもよくあるからです。

 

例えば IoT や顔認証などの画像認証システムや全自動運転車など、まだ完全に出来上がっていない段階だったり、さらなる改良が必要な段階だったとしても将来的にその企業が中心的銘柄になると思われる場合には思惑だけで株価がどんどん上昇していくことがあります。

 

ただし思惑だけで長期にわたって株価を上昇させていくのは難しいため、一定の値幅まで上昇したら今度は反対に利益確定売りが多く出るようになり株価を下げて行くことになります。これは人の興味の移り気が激しいので次から次にもっとも利益率を上げられそうな分野に投資先が変わっていくためです。

 

 

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業績も思惑も関係なく上昇下降する場合

もう一つのパターンとしては、業績も思惑も全く関係なく、何もないのに突然株価が上昇したり下降し始めることがあります。

 

これはどういうことかというと例えば株価が500円 から 530円ぐらいで動いている銘柄が、外資や大口の投資家、資金力のある個人などによって、いつもよりはるかに多く買われ580円ぐらいまで上昇したため、他の投資家がこれだけ株価が上昇するんだから何かしらの良い IR(投資家向けの広報) が出るのではないかとか、今後の業績に相当期待が持てるから大口が入ったのではないかと思ってしまい、今が買い時だから乗り遅れまいと次から次に買いたいと思う人達が株価を吊り上げていき、いつもに比べると急上昇してしまうということがあります。

 

すると値上がり率ランキングやおすすめの銘柄などで検索した他の投資家も、この銘柄を購入することでさらに株価を吊り上げていくことになります。

このように実際何もなかった場合でも、いつも以上に購入したいと思う人が多ければ株価は数日間にわたって上がったりもします。

 

 

しかしながら実際上がるような材料がないのであれば、いったん下がり始めると利益があるうちに売らないと損してしまうのではないかという考えが大勢を占めるようになり、今が売り時だと利益確定売りが多く出てくることになりますので急激に株価が下落し、売りが売りを呼ぶ展開になります。

タイミングをうまく読めた人と、間違ってしまった人で結果的に儲かる人と損する人が出てくることになります。

 

 

今日紹介した三つのパターン以外にも株価が上がったり下がったりする理由はあるのですがどのパターンであったとしても株価が上下する最大の理由はその銘柄を買いたいと思う人が多いか売りたいと思う人が多いかつまり人気投票や多数決に近いものがあります。

 

ただし、投票権が一人一票ではなく購入口数に比例するという、お金を持っている人に非常に有利な人気投票や多数決という感じですので、私のような超小規模個人投資家には厳しい状況です・・・涙

また、正直なところ株価が上昇するための理由というのはあってないようなものです。

 

上がるような内容なのに下がることだってあるわけですので、とりあえずどんな理由であれ、買い方が売り方を上回れば株価は上昇していきますし、売り方が買い方を上回れば株価は下落していくと考えておけばいいのではないでしょうか。

そのような理由から決算内容が好業績だったとしても、ものすごく売り込まれることもあります。

 

好業績なのに売り込まれるというのは機関投資家などが安い価格で仕入れたいという別の目的もある場合が多いのですが、とりあえず株式投資の初心者であれば買いたい人が多ければ上がるし、売りたい人が多ければ下がるということと、株価の上昇下降に大きな影響を与えるのは資金力の大きな機関投資家やヘッジファンド、大口投資家、外資といった人たちであるということを頭に入れておけば投資経験が増えるごとに、どのようなやり方で仕掛けてくるかとか、株価が上昇下降する仕組みの理解も増していくと思います。

 

このようなパターンを複雑に繰り返しながら株価は変化していくのですが、最終的には買いたい側と売りたい側の心理的な思惑が大きく影響しているのかもしれません。

株取引は奥が深いですね!

本日のまとめ

  • 新製品の発表や決算発表の内容により株価が上昇下降する
  • 企業や製品への思惑で株価が上昇下降する
  • 業績も思惑も関係なく株価が上昇下降する
  • 買い方と売り方のどちらが多いかで株価が上昇下降する
  • 株価の上昇下降に大きな影響力があるのは機関投資家やヘッジファンド、大口投資家、外資など

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