投資方法

自社株買いが発表されても実際に企業が買うとは限らない(体験談)

更新日:

自社株買いとは?

みなさんは保有している株の自社株買いを経験したことがあるでしょうか。

 

自社株買いとは、企業が、発行した株を買い戻すということであり、その企業のやり方によっては発行済み株式数の減少が期待できるため、基本的に買い方側の投資家にとってはありがたいIRということが言えるのではないでしょうか。

 

このようなことから、自社株買いが発表されると、翌営業日の寄り付きで株価が上昇することもよくある話です。

 

しかしながら、自社株買いが発表されたからといって、必ず自社株が取得されるとは限りません。

 

取得する株式数の上限や取得額の上限を発表していながら、実際には取得しない場合もあります。

 

実は、私が購入した株でも、自社株買いを発表しながら、実際には取得がなかったという経験があります。

 

そのため、自社株買いの発表があったからといって、自社株の取得に必ずしもなるとは限らないということです。

 

 

ある株での自社株買いの経験

どの企業かというのは公表はしませんが、業績の良い「ある銘柄」を購入しました。

 

その購入した理由の一つになっていたのが、自社株買いが発表されていたからです。

 

私が購入した時点では、まだ自社株買いが行われておらず、株価が下がったとしても、下値で買い支えが期待できると考えたからです。

 

もちろん、自社株買いは購入した理由の一つではありますが、いくつも理由がある中での、小さな理由にしか過ぎませんが・・・

 

ちなみに、私が思う自社株買いの意味としては、株価が下がった時の買い支えという意味で捉えています。

 

実際に企業側が発表する上限額や上限株数を、日々行われる取引の出来高から考えると、それほど大きいものにはなりませんので、自社株買いが株価を大きく上げるというのは難しいのではないかと思っています。

 

また私の経験上でも、自社株買いは株価が下がった時に行われるという認識です。

 

私が購入した銘柄は、取得期間が約1年だったため、購入後しばらくは「まだ自社株買いしないんだろうな」という程度で考えていました。

 

しかしながら、何ヶ月経っても全く自社株買いがないため、途中から「自社株買いを発表しているものの、結局は取得しないんじゃないかな~」と考えるようになりました。

 

その時点で、私は含み益でしたので、自社株買いの買い支えもあてにならないと思うようになり、すぐに利益確定売りの売却をしました。

 

最終的に自社株買いがあったのかと言うと、自社株買いはなく、一切取得せずに終了となりました。

 

私は、このパターンは初めての経験でしたので、「自社株買いを発表しているのに、取得しないこともあるんだ~」と、ある意味いい経験になりました。

 

 

自社株買いの発表があっても取得されるまでどうなるかわからない

そこで色々と調べてみると、自社株買いについては、発表した上限金額や上限株数に全然届いていないのに、少し買っただけで終了というような企業もありますし、発表した上限金額数のほぼいっぱいまで買う企業もあるなど、様々であることがわかりました。

 

大体の企業では発表した上限株数か、上限金額にある程度近いところまで買い戻しているのではないかと思いたいのですが、実際のところは企業が取得してみるまで分からないわけです。

 

自社株買いを発表しているのに取得しなかったことについては、投資家によって色々な意見があります。

 

取得しなかった理由によっては、肯定的に捉える人もいれば、「発表したんだから買おうよ!」という意見の人もいます。

 

場合によっては発表していたのに、取得しなかったことで、株価が下落する可能性もあるかもしれません。

 

自社株買いをするということで株価が上がったのであれば、しないとなったとたんに株価が下がっても不思議ではありません。

 

そう考えると、自社株買いが発表されたからといって、必ずしも安心だとは言えないのかもしれませんね。

 

 

ちなみに、自社株買いが値下がりした時の買い支えの意味があると考えた場合でも、投資家が思う「買い支えが必要な株価」と企業が思う「買い支えが必要な株価」には開きがある場合があるのではないでしょうか。

 

例えば、あなたが購入した時点から、価格が10%下落したとしても、企業側としてはその価格では買い支えが必要な値段になっていないという判断もあり得るのかもしれません。

 

そのような意味から考えても、自社株買いはありがたいことではあるものの、それのみで値下がりのリスクを減らせるようなものではなく、まして株価を持続的に上昇させるようなものではないと考えていた方が無難なのかもしれません。

-投資方法

Copyright© メリッタスの株式投資ブログ , 2019 All Rights Reserved.