私が株のリスクを減らすためにしていること
投資にリスクはつきものです。
もちろん株取引も同じで、儲かる可能性もあれば損する可能性もあるわけです。
だからこそ、できるだけリスクを減らした株取引を心がける必要がありますし、そうすることで心理的な面でも落ち着いた取引をすることができるようになります。
さて、私が出来るだけリスクを減らすためにしていることとしては、購入したい銘柄があったとしてもすぐに買うのではなく、できるだけ値下がりするのを待つということです。
この「待つ」ということができる人と、できない人では投資成績に差が出てくるのではないでしょうか。
初心者の頃はすぐに購入していた
私自身のことでいえば、株式投資を始めたばかりの頃は、良い銘柄だと思った場合には割とすぐに購入していました。
しかしながら、買うタイミングは株価が上がっているところであり、銘柄によっては既に移動平均線から大きく乖離しているものもありました。
その当時の私としては非常に単純な考えで、株価が上がっているから今後も上がるだろうということで買うのですが、株取引はそんなに単純ではありません。
早い段階で買った投資家は、出来高が増え株価が大きく上昇したところで売却しようと考えている人もいます。
順張り投資が悪いというわけではありませんが、良い銘柄だと思って安易に飛び乗ると結果的に失敗することもよくある話です。
初心者の頃の失敗を活かして、できるだけ株価下落のリスクを減らすために「待つ」ということを心がけるようにしました。
落ちてから買えば、大幅下落のリスクを少しでも減らせるのではないでしょうか。
買いたい銘柄のリストを作っておく
日経平均株価の月足チャートを見てもらうとわかりますが、毎年のようにどこかで株価は大きく値下がりすることがあります。
買いたいと思う銘柄は前もってリストを作っておき、株価が大きく値下がりしたタイミングで買うだけです。
これで結構投資成績は変わってくると思います。
みんなが買いたいと思っている時に買っても、資金が余計に必要なだけですので、みんなが売りたいと思っている時に買うと、投資資金も安く抑えることができますからね。
まして、その時点で株価が結構下がっているわけですので、年に数回あるレベルの調整的な下落であれば、いい買場になることもあります。
先日(2019年7月)、購入したい銘柄があったわけですが、すぐに買うのではなく値下がりするのを待っていました。
値下がりを待っている間に株価が上昇したこともあったわけですが、結果的には2019年8月に入って日経平均株価が下落したことで、その銘柄も値下がりしました。
最終的には当初私が買いたいと思った2019年7月時点から、株価が12~13パーセントぐらい値下がりしたところで購入できました。
この銘柄は既に利益確定売りの売却をしました。
まぁ~、現在(2019年8月)の値動きが良いものではないので、少し利益を取るだけになりましたが、とりあえずプラスで売り買いすることができました。
ちなみにこの銘柄は、私が買った買値よりもう少し下がると思っていますので、また下がったところで再度買いたいと思っています。
現時点で、私の買値と同じ値段ぐらいなのですが、まだ下がると思っていますので、数日から数週間程度待ちたいと思います。
買えなかったとしても損失ではない
買いたいと思っている銘柄が上昇を続ければ、早く買った方がいいのではないかと思ってしまうこともあると思います。
特に急騰していればなおさらですね。
株取引はトレンドの勢いに乗ることももちろん大事ですが、待つことも大切です。
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現時点では、私は株価が値下がりするのを待つだけです。
もし上がり続けて買えなかったとしたら、単純に縁がなかったと思うだけです。
損失が生じたわけではありませんからね。
株価が長期的に値上がりするような局面であれば、すぐに飛び乗るということも重要だと思いますが、あなたが現在の相場をそのような局面であると思わないのであれば「待つ」ということも大切なのかもしれません。
株取引のリスクを減らすために何ができるか考えてみてはいかがでしょうか。