株のリスク管理
みなさんは株価が大きく下がった時のリスク管理にはどのような対策を行っているでしょうか。
これは投資家それぞれでいろいろなやり方があるのだと思います。
国内の株式のみ買っている人であれば、外国株式を買う人もいるかもしれませんね。
ただし、これはどちらも株なので世界全体の株が暴落するような状況であれば、どちらも落ちることが考えられます。
株が下がった時に上昇することを期待して、国内や外国の債券を持っておくという人もいるでしょうし、金を保有する人もいると思います。
仮想通貨を保有しようという人もいるかもしれませんし、円や外国通貨という人もいるでしょう。
株が下がったのに債券や金なども下がる場合も
さて、みなさんは何を持っていますか。
リスク管理のためにいろいろな商品に投資するのはもちろん良いことだと思いますが、株価が下がった時にそれらの商品が必ず上昇するとは限らないということは意識しておいた方が良いと思います。
株価が下落したのに、債券も金なども落ちることはあり得るということです。
株と債券、金は絶対的に値動きが決まっているというわけではありませんので、想定した値動きから外れることも当然あります。
今回(2020年3月)もそのようになりましたね。
もちろん下落の内容によってはうまく機能することもありますので、分散投資を行う場合にはリスク管理として検討してみる価値はあるわけです。
暴落すると現金化する人が増える
さて、大幅な値下がりになると、投資家はどういった行動をとりやすいのかと考えると、私としては保有している商品を現金化しようと考えるのだと思います。
これは暴落がひどいほど、つまり大暴落になればなるほどそういった行動をとりやすいのだと思います。
そう考えると、結局のところ、現金を保有するのがもっともリスクが少ない(対応しやすい)と考える人が多いのでしょうね。
現金と言っても、自国通貨だけでは何かあった時が不安なので、主要な外国通貨も合わせて保有するという人もいると思います。
現金が少ないと株価の暴落時に何も買えませんからね。
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市場全体が勢いを持って上昇するような相場が長く続くと、買えば儲かる、また買えば儲かるというような売り買いになり、気が付けば資金の多くを株につぎ込んでいるということもあり得ると思います。
もしそのような時に大暴落でも起こったら、その影響は大きなものになるでしょう。
だからこそ株式投資を主とした投資をしているのであれば、株価が大幅に下がった時のために何らかの対策をしておくことが大切なのではないでしょうか。