楽天証券(マーケットスピードⅡ)のアルゴ注文
本日のブログテーマは、楽天証券のマーケットスピードⅡを使ってアルゴ注文をしてみたという話です。
私は、かなりの買い時でない限りデイトレードをしない投資家なのですが、2019年8月6日の日経平均株価の値動きがかなり勢いのある上昇でしたので、デイトレードをしてみることにしました。
デイトレードをするのであれば、せっかくなので楽天証券のマーケットスピードⅡを使ってアルゴ注文をしてみようと思いました。
今回試したのは、アルゴ注文の中のトレイリング注文です。
このトレイリング注文は、損切りと利食いを同時に設定できるので非常に便利です。
例えば株価1000円で購入し、損切りを900円で設定したとします。
とりあえずこれで、マイナス側については大損を防ぐための設定ができたわけです。
一方で、プラス側については少しでも利益を増やしたいと考えるのが当然ですよね。
だからと言って、ずっと板に張り付いて値動きの状況を見続けているのも難しいわけです。
トレイリング注文とは?
そんな時に便利なのが、このトレイリング注文です。
例えば、1000円で購入したので、1100円になったらトレイリングを開始し、トレイリング開始後の高値から100円下がったら成り行き売りするとします。
このような注文をすると、株価がトレイリング開始の1100円以上になったら、発注価格も自動的に変わることになります。
もし高値から100円下がることなく、さらに株価が上昇すれば、その高値に合わせて発注価格が自動で修正されるということです。
つまり、高値から設定した価格分(今回の例えで言えば100円)下がらない限り、株価の上昇を追っていくことになります。
このやり方であれば、購入後に設定するだけで、株価が上昇すれば発注価格も自動で上がっていくことになり、ずっと板を見ておく必要もないと言えるかもしれません。
トレイリング注文で実際に売り買いしてみた
ちなみに、この日私は、日経レバレッジや楽天225ダブルブルなどを売り買いしました。
平均すると、買値から約1.9%値上がりした価格をトレイリング開始価格に設定していたわけですが、実際の売買結果としては、株価がさらに上昇し、約2.4%の上昇で売却になりました。
結果的に今回の取引で言えば、トレイリングがうまく機能して、利益を増やすことに成功したということになります。
まぁ~1日で、2.4%取れたのでまずまず良かったのではないでしょうか。
ちなみに、約定するまでの間は特に板を見ることはありませんでした。
自動で発注価格を修正してくれるので、設定した後は変更でもしない限り基本的に何もすることはありません。
私は、約定するまでの間はご飯を食べていました。
そしたらしばらくしてから音が鳴るので、見てみたら約定していました。
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株価が上昇していく場合には、少しでも利益を多く取りたいですよね。
だからといって、ずっとパソコンなどの前に張り付いておくのも大変ですので、トレイリング注文のようなアルゴ注文ができると、いちいち売却価格を設定し直す必要もありませんので、非常に便利ですし、時間を有効に使うこともできるのではないでしょうか。
これまで利益確定売りが早すぎて、自分が売った後に株価が上昇しやすいという方や、この注文について気になる方は楽天証券のマーケットスピードⅡのアルゴ注文を一度見てみてはいかがでしょうか。