株はやめたほうがいいのか
株取引はやめたほうがいいのか。
これって凄く大切な話ですよね。
株で成功する人もいれば、失敗する人もいるわけですので、株をやるのかやらないのか、悩む人もいるのではないでしょうか。
個人投資家は負けている人が多いと一般的に言われる現状を考えると、株はしないほうがいいという考えも確かに成り立つと思います。
だからといって、株取引はやめようという決断がなかなかできないのもまた人間の心理です。
なぜかと言うと多くの人が、自分は株取引で成功する少数派の中に入るだろうと思って取引しているからです。
もちろん私もその中の一人なんだと思います・・・
しかしながら、現実は先ほども言った通り、損する人が多いわけです。
そもそも投資は自己責任ですので、株取引をするにしても、しないにしても最終的にはあなた自身が決めなければなりません。
ネット情報は、あくまでも参考程度にすべきです。
繰り返しになりますが、自分の人生ですので、株取引をやめたほうがいいのかどうかはあなたが決めなければなりません。
あなたはどちらのパターン?
さて、「株取引をやめたほうがいいのか」という人は大きく二つのパターンに分けることができます。
まず一つのパターンは、「これから株取引をしようと思っているんですけど、やっぱりやめたほうがいいですかね」という人達です。
もう一つのパターンは、「すでに株取引をしているんですけど、なかなか勝てずに損失が大きいので、やめたほうがいいですかね」というパターンの人達です。
まず最初の、これから株取引をしようと思っているものの、やめたほうがいいのかなと考えている人については、投資のリスクをしっかりと考えようとしている人たちだと思います。
そのような考えを持つことは素晴らしいことだと思います。
リスクを考えているからこそ、ネットで情報を得ようとしているわけでしょうから、今後も同じように本やネットなどで、まずはしっかりと勉強をして、自分で納得できる判断をすべきだと思います。
次に、すでに株式投資をしているものの、損切りが多く利益が得られないため、やめたほうがいいのか考えている人についてです。
最も重要なことは、あなた自身の心に正直になるということではないでしょうか。
「やめたほうがいいのか」と考えているということは、気持ちの中では既にやめたいという考えがあるのではないですか。
自分の心に逆らって行動を起こすと、精神的に辛い状態になりますので、あなた自身の心に正直に行動する方が良いのではないでしょうか。
しかしながら、これまで多くの時間をかけて勉強したり、実際にお金を費やしてきたことから、そう簡単にやめられないという人もいるのではないでしょうか。
もしどうしても、やめたくてもやめられないということであれば、しばらく相場から離れてみるという選択もあるのではないでしょうか。
株取引に未練があるなら・・・
ここからは、株取引を始めるかどうか悩んでいる人も、既に取引をしていて、やめようと思っているものの、やめるにやめられない人も共通の話です。
株取引は結構運の要素も強いです。
・・・と言いながら、運の要素も強いという表現でいいのかどうかは、ちょっと迷うところもあります。
なぜかと言うと、しっかり勉強している人にとっては、それは運ではなく勉強した結果、その辺りが買い時だと判断できたからです。
さて、これは何の事を言っているのかと言うと、長期的なテクニカルチャートの話です。
2008年に直近の底(安値)を打ち、2012年ぐらいまでは、日経平均株価に大きな変動はありませんでした。
その後、2013年以降に株価は急激に上昇し始めました。
要するに、偶然2012年ぐらいに始めた方(初心者)の中には、株取引でかなりの恩恵を受けた人もいるわけです。
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株は年単位で大きな流れを作っているとも言われています。
もし、どうしても株をやめられないんだったら、まずは一旦休んで、その間に勉強だけ続けて、数年後に訪れるかもしれない、次の大きなトレンドを待ってみるのも良いのではないでしょうか。
もしくは、相場を一旦休んで、勉強も何もせず、リフレッシュするのも非常に良いことだと思います。
何もしない間に、株のことを忘れていけば、「もう取引から完全に引退していいかな」というように気持ちも変わるかもしれません。
最も重要なことは、あなたの気持ちに正直になることです。
無理をして取引を続け、体を悪くするようなことがあってはいけません。
それだけは心に留めておいていただきたいです。