儲けやすいのは個別銘柄かETFか
株取引をしていて最近けっこう思うのが、各企業の個別銘柄を売買するのと、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などに連動するETFを売り買いするのと、どっちが儲けやすいのかなと考えたりすることがあります。
もちろんどちらにもメリット・デメリットがあるわけですので、人によって考え方は違ってくると思います。
私自身、取引を始めた最初の頃は、個別銘柄しか売り買いしませんでした。
しかしながら、最近では指数に連動する商品にけっこう興味を持っています。
株式投資は、当然ながら値上がりしたり値下がりしたりするわけです。
その中で、儲けを出さなければなりません。
個別銘柄の上昇下降の判断は難しい
これは個別銘柄であっても、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)のETFであっても同じです。
その点は変わらないわけですが、なぜ私が指数に興味を持つようになっているのかと言うと、一企業の銘柄が今後上昇するか、下降するかを判断するのはなかなか難しい面があるからです。
私自身、その企業にすごく詳しいというわけでもないのに、ファンダメンタル分析で四季報や会社のホームページなどを確認したり、チャートを見てテクニカル分析をしながら、買うか買わないかを決めたりするわけです。
そのようなことから、当然想定が外れることもあるわけです。
毎回毎回必ず勝てるという人はいませんからね。
特に、取引に参加している人数が少ない、つまり出来高が少なければテクニカル分析などしていても、思ってもいないような値動きになることもあります。
また、どんな一流企業だとしても、倒産の可能性はゼロではありませんので、そのように考えると、個別銘柄を買うのはそれなりのリスクがやっぱりあるわけです。
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ETFもリスクはある
もちろんETFもいいことばかりではありません。
商品によっては減価もあるでしょうから、値上がり値下がりを繰り返すことで、不利な展開になることもあるわけです。
しかしながら、例えば日経平均株価指数に連動するETFであれば、日経平均株価の構成銘柄が反映された指数になるわけです。
つまり、特定の企業の株が上がるか下がるかということを判断するよりは、もっと多くの銘柄が関係し、全体的な意味で上がるか下がるかという判断になりますので、まだ少し判断しやすくなるんじゃないのかなと思うこともあります。
もちろん私も、これまでこのような指数に対する取引もしていましたので、難しい面もあることは分かっていますが・・・
例えば個別銘柄での取引であれば、もし塩漬けになっていたとしても、ものすごいIRが出て、大きな含み損だったものが短期間で含み益になる可能性もあります。
しかしながら、指数での取引であれば、大きな含み損だった場合、短期間で含み益になるというような可能性は極めて低いでしょうから・・・
それこそ、トレンド転換するまで気長に待たないといけなくなるかもしれませんし、 ETFによってはその間に減価でどんどん不利な展開になるかもしれません。
そうなると、損切りが大事でしょうね。
・・・と、このように考えていたら、 「ETFも結構リスクが高く、どっちが儲けやすいんだろう?」なんて思ってしまいましたが・・・
まぁ~とりあえず、株取引で大切なのはトレンドを見極めることでしょうから、 個別銘柄の勉強もしながら、もっと全体的なトレンドの勉強もしようかなと思う今日この頃でした。