ボックス圏での儲け方は?
この記事を書いている本日は、2019年8月30日です。
ここ数ヶ月間、日経平均株価はボックス圏で推移しており、株価が上昇するのか下降するのかどっちつかずの状態になっています。
さて、このような大きな値上がりも大きな値下がりもないようなボックス圏で変動している時に投資において何らかの儲け方というのはあるのでしょうか。
私が思うに、このような場合には基本的に二つの投資方針があるのだと思います。
先日、その一つの投資方針で私は売り買いをしました。
だからといってすごいやり方をしているということではなく、非常に単純にボックスの下値で買って値上がりしている時に売るということを行なっただけです。
リスクを減らした単純作業の繰り返しです。
損切りラインの設定も、直近安値にするなどわかりやすいですからね。
ボックス圏は小さな利益を狙う
はっきり言って儲けられたかと言えば、マイナスになることはなくプラスですので利益にはなりましたが大した金額ではありません。
8月の利益率としては、利益がほとんど取れなかったものはプラス0.5%程度、利益が取れたものでもプラス3%程度でした。
1%、2%、3%ぐらいの小さな利益を取るという感じです。
まぁ~日経平均株価自体が非常に狭い範囲で動いているのでしょうがないと自分に言い聞かせて納得させています。
上手な人はもっと取れるんでしょうけど・・・
ちなみに、8月に買った銘柄でマイナスになったのは、1銘柄あったのですが、できれば手数料まで含めて損失が出ないように売却しようと思ったものの無理でした。
このマイナスは0.1%程度でしたので、特に影響はありませんでした。
全体的に上値が重いと思って売ったわけですが、その後、日経平均株価は微妙にあげています。
しかしながら私が売り買いした銘柄で言えば、損切りした銘柄はさらに値下がりしたのでトータルで言えば、仮に日経平均株価が上昇した現時点で売却したとしても、私が先日売却した時の利益とほぼ変わらない金額です。
これから先どうなるかはわからないわけですが・・・
ある程度価格が上昇したら売る
この先もボックスが続くのかどうかはわかりませんが、私としてはある程度価格が上昇したら売るようにしています。
そしてまた値下がりしたら買うようにしています。
シンプルですが、ボックスで動くのであれば、このような儲け方になってしまうのかもしれませんし、コツなのだと思います。
2019年8月の日経平均株価の日足チャートを見ると分かるのですが、数日単位で株価が値上がりしては値下がりし、値下がりしては値上がりを繰り返しています。
そのようなことから、私としてはあまり長く保有しすぎないようにしているのですが、そんな時に限って株価は上昇したりすることもあります。
こればっかりは分かりません。
また、私が比較的短期間で売るという理由には、 先ほどから言っている通り、ボックス圏で変動しているということ以外にも理由があります。
それは何かと言うと、株を現金化するということです。
ボックス圏で変動しているということは、基本的には近い将来、株価が上か下かに動き出すということです。
もし上に動くとすれば、売らずに株を保有しておけば良かったということになるのですが、もし下に動いた場合には、株を持ち続けることなく利益がある時に売却しておけば良かったということになるわけです。
トレンド(方向性)がわからなければ現金化する
だからこそ、どうなるかわからないようなトレンドであれば、あまり欲張らずに、少額でも利益が出た時点で売却し、現金(キャッシュ)を増やしておく事の方が重要だと思っているからです。
これが最初に話しをした二つの投資法のうちのもう一つの方法です。
つまり、ボックス圏で推移しているのであれば、株価の変動に合わせて売り買いするのも一つの手法ですが、近い将来どちらかに動くことを考えると、自分の予想している方向と逆に動く可能性もありますので、一切取引をしないというのも一つの手法です。
できるだけ現金化することで、どちらに動いたとしても対応しやすくするというのは、大きな損失を被らないためにも大切なことだと思います。
そのようなことから、私としては、この株価であれば基本的には大丈夫であろうという株価まで値下がりすれば購入し、ある程度早い段階で売却するというやり方をとるものの、そのような株価まで値下がりしない場合は、基本的には現金で保有するように考えています。
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中途半端なところで購入してしまうと、最悪の場合損切りしなければならないことになりますからね。
利益を狙うことも大切ですが、どちらにトレンドが動くかわからない場合には、動いたトレンドの方向に対応できるようにしておくことが失敗を減らすコツであり、最も大切なことの一つなのではないでしょうか。