株取引の練習方法は何がいい?
株式投資を始めるにあたって、まずは株取引の練習をしたいという人も多いのではないでしょうか。
株取引の練習で思い浮かぶのは、無料で使える株取引ゲームだと思います。
このブログでも紹介していますが、株取引ゲームは初心者の方も経験者の方も勉強や、いろいろな取引方法を試すという点において、価値がある面があります。
しかしながら、私が思う株取引の練習で最も優れているのは、実際に株を売り買いすることだと思います。
これ以上の練習というのはないのではないでしょうか。
株取引ゲームと実際の取引の違い
株取引ゲームの場合、株価の反映の関係でデイトレードなどは難しい可能性がありますが、ある程度の期間を使って売買する投資であれば、そこまで違和感はないと思います。
しかしながら、実際に株を売り買いするのと、ゲームで株を売り買いする場合の、最大の違いは、損失が出た時のメンタル面や、実際に自分のお金がなくなるという経験値の違いです。
私が使ったことがある株取引ゲームの場合、 どれほど大損しようが正直なところ、私には何のダメージもありません。
また、リセットし直して最初からやり始めることもできます。
人によっては、ゲームであれば適当な取引になってしまうという人もいます。
このようなことから、やっぱり一番いい「株の練習方法」は、自分の持ち金を使って、実際に取引してみるということだと思います。
自分のお金を使うことで、失敗した時には「損するんだ!」ということを、身をもって知ることが大切なのではないでしょうか。
最初は少額で売り買いする
だからといって、株式投資の初心者が、最初から大きな金額で取引すると、損する可能性がかなりありますので、実際にお金を使うとしても、その金額は少額にするのが良いのではないでしょうか。
例えば、あなたが投資に使える元手が100万円あるとします。
そうであるならば、例えばそのうちの5万円程度、もしくはさらに少額にしたいのであれば、3万円程度でもいいので、実際にお金を使って取引することを検討してみてはいかがでしょうか。
これぐらいの金額では、あまり株を買えないと思うかもしれませんが、実際はそのようなことはありません。
2019年5月7日現在で言えば、安い株は1株100円程度で1単元での売り買いが可能ですし、100株単位にはなるものの、1株500円未満の株はいくらでもあります。
例えば、出来高の多い銘柄を買うこともできます。
出来高が多い銘柄であれば、一般的な値動きも分かりやすいと思います。
逆に、出来高が少ない銘柄を勉強だと思って買うのもいいかもしれませんね。
出来高が少なければ値動きが激しくなりやすいので、メリット・デメリットを学ぶことができると思います。
5万円以内であれば、数百銘柄が対象になります。
ご自分で調べてみて、値上がりしそうな銘柄を売買してみると良いのではないでしょうか。
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株式投資を始めたばかりの初心者の方であれば、最初は結構な確率で損をすると考えていた方が良いです。
だからこそ、最初は少額で株の練習だと思って、マイナスになるのが当たり前という気持ちで取引する方が良いのではないでしょうか。
実際にお金を使って取引すると緊張感もありますし、知識も習得しやすいと思います。
無料で使える株取引ゲームもいいですが、失う気持ちで自分のお金を実際に投資してみるというのも検討してみてはいかがでしょうか。