株取引ゲームで中期投資の検証
以前、株の勉強をするのに「株取引ゲーム」を使うのは有効であるという話をしました。
もちろん、実際にお金を投資するわけではないので、緊張感のレベルは全然違いますが・・・
私は、実際の株取引を始める前にゲームをして、なんとなくの売り買いの感覚をつかんでから、実際に資金を投入して取引し始めました。
株について入門本やネットなどで勉強した後に、私のように株取引ゲームを始める方も多いと思います。
このゲームについては、現在は頻繁に売り買いするということはしていません。
なぜかと言うと、長期投資について検討したかったためです。
実際の取引を始めてからも、ゲームの方もたまにしていましたが、最後に購入してからもうすぐ2年ぐらいになるんじゃないかなと思います。
まぁ~2年程度ということですので、長期投資というレベルではなく、中期投資ぐらいのレベルでしょうか。
中期投資のメリット・デメリット
検証したかったこととしては、いわゆるある程度の期間での「バイアンドホールド」です。
株を買った後に売ることなく、その銘柄を持ち続けることで、株価の上昇に期待するという手法です。
この投資方法のメリットとしては、すぐに売るわけではないため、株価が上がろうが下がろうが、それほど気にする必要はなく、精神的にゆとりのある取引ができるということです。
また、手数料も最低限に抑えられますね。
保有し続けているわけですので、売却益であるキャピタルゲインは得られませんが、配当金や株主優待によるインカムゲインは得られることになります。
この配当金を再投資することで、さらに利益を増やすことも狙える手法と言えるのではないでしょうか。
しかしながら、デメリットはあるわけです。
その銘柄を持ち続けるわけですので、十分な元手がないと他の銘柄を購入する資金が足りなくなるということです。
また他にも、その銘柄をホールドし続けていたからといって、必ずしも株価が上昇するとは限らないということです。
利益があるうちに売却していた方が良いということはよくあります。
国内外の政治的要因や経済的要因、その銘柄自体の要因によって長期間保有していたからといって、価格が値上がりしていくとは限らないわけです。
検証結果は?
さて、そのようなことからゲームなので最終的にどうなろうが私にとって何のデメリットもないので、長期投資の検討(現時点では中期投資ですが)をしてみることにしたのが約2年前です。
繰り返しになりますが、この記事はあくまでもゲームでの取引の話ですので、実際の私の取引ではありません。
長期投資(中期投資)を始める前の含み益は、約200万円ほどありました。
その後、株価の上昇に伴い、含み益も約400万円ぐらいまで増えました。
定期的にゲームの含み益も確認していたのですが、ある時期から急激に株価が値下がりしました。
それはいつかと言うと、2018年です。
長期投資・長期保有 関連記事
なお、株取引ゲームに関しては株取引ゲームは投資を始める初心者も経験者もおすすめ!その理由とはをご覧ください。
2018年10月頃の値下がりも強烈でしたが、12月の値下がりは、10月の値下がりが回復しない中での更なる強烈な値下がりになりました。
この2018年12月までの値下がりを受け、ピーク時には400万円ほどあった含み益が100万円を切るまでになってしまいました。
まぁ~ゲーム上の話ですので、私にダメージは一切ありませんが・・・
ちなみに、まだ売却はしていませんので、また変化があればお話しします。
このブログでも話をしましたが、長期投資は思っているより難しいんですよね。
買って、持っとけばいいというレベルの手法ではありません。
長期投資は最終的な損益がプラスになりやすいというデータもあるようですので、長期投資を否定するわけではありませんが、保有中に含み損になるまで株価が下落してしまう可能性があるというのも頭に入れた上で考えなければならないのではないかと思った検証結果でした。