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株の上昇トレンドの見分け方や探し方のコツは「あるもの」を見るだけ

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株の上昇トレンドの見分け方は重要

株の上昇トレンドは、どんどん高値を追ってくれるため、株取引を始めたばかりの初心者や、これから始めることを考えている人にとって取引しやすいチャートの一つです。

 

しかしながら、株の上昇トレンドの見分け方を知らないと、上昇トレンドなので価格がどんどん上がるだろうと思って購入したにも関わらず、思いもしないような値動きをすることがありますので注意が必要です。

 

本日は、上昇トレンドの見分け方についてをテーマに話をしたいと思います。

 

 

上昇トレンドをチャートで確認

みなさん、上昇トレンドというのはどのような形状のことをいうかご存知でしょうか。

 

日足チャートを見て、右肩上がりに株価が値上がりしていれば右肩上がりの上昇トレンドだと考えてしまうかもしれませんが、これだけで右肩上がりの上昇トレンドと言うのはけっこう不安な面があります。

 

なぜかというと、上昇トレンドに見えてそうではないものも多いからです。

 

まずは下の2つのチャートをご覧ください。

 

どちらも期間は同じで、2018年4月から6月のものです。

 

1つは J トラスト、もう1つは ショーボンドホールディングスのチャートです。

 

 

この3ヶ月間の チャート見て、みなさんはどちらのチャートが右肩上がりの上昇トレンドのチャートに見えるでしょうか。

 

この問題はひっかけ問題かもしれませんし、何のひっかけもない問題かもしれません。

 

あなただったらどちらの株を購入する でしょうか。

 

もちろん資金には十分な余裕があるという条件のもとでです。

 

ちょっとひっかけ問題になるのですが、答えはこのチャートだけからではわからないということになります。

 

普通に考えたら J トラストの方が右肩上がりで綺麗な上昇トレンドを描いています。

 

反対にショーボンドホールディングスの方は、途中までは右肩上がりで上昇トレンドを描いていますが、途中から株価が下落に転じ、その後は横ばいになっています。

 

 

上昇トレンドを日足だけで確認する問題点

なぜ、このチャートだけで右肩上がりの上昇トレンドと言えないのかというのが、上昇トレンドの見分け方のコツになります。

 

上にあげたチャートはどちらも日足のチャートであり、非常に短期間のものでしかないかないからです。

 

もちろん3ヶ月間という期間がありますので、この期間を短期と捉える人もいれば、中期と捉える人もいると思います。

 

まぁ~3ヶ月程度ですので長期間と捉える人はそれほどいないと思いますが・・・

 

私としては、3ヶ月間という期間はどちらかというと短期間だと思っています。

 

期間が短い場合のチャートの欠点としては、非常に短期的な一方向への値動きになってしまう可能性があるということです。

 

 

 

週足・月足チャートの重要性

それがわかるのが、この2銘柄のチャートを週足や月足で見た時です。

 

今回は例として、この2銘柄の値動きを週足チャートで見てみたいと思います。

 

期間は2017年1月から2018年11月までのものです。

 

まずはJトラストをご覧ください。

 

チャートを見るとわかるとおり、右肩上がりの上昇トレンドではなくむしろ右肩下がりの下降トレンドになっているのがわかると思います。

 

最初に見ていただいた日足のチャートが、上の赤丸で示している 2018年4月から6月の期間です。

 

この週足で見ると、その期間だけは綺麗に株価が上昇していますが、この上昇というのはあくまでも右肩下がりの下降トレンドの一時的な戻しに過ぎないということがわかると思います。

 

株取引をしているとよくわかると思いますが、値段が上がるにしても下がるにしても、一方向にずっと値動きが続くわけではなく、一時的な調整というのがありますよね。

 

株価が上がる場合でも、ある程度上がったら一時的に下がっていきますし、株価が下がる場合でも、ある程度下がったら一時的に上がっていくことになります。

 

トレンドが継続している限り、この戻しは一時的なものでありますので、基本的には本来の株価の方向性に戻ります。

 

「基本的には本来の株価の方向性に戻る」と言いましたが、戻らない場合ももちろんあります。

 

それはどのような場合かと言うと、これまでのトレンドの方向とは全く反対向きの方向に変わる場合です。

 

例えば、J トラストの週足で言うと、もし2018年の7月以降も同様に株価が値上がりしていけば、どこかでトレンドが転換して右肩下がりの下降トレンドから右肩上がりの上昇トレンドに変わった可能性もあります。

 

しかしながら、それだけの買いのエネルギー、つまり買い圧力がなかったためトレンド転換するには至らず、結局これまで通りの方向である右肩下がりの下降トレンドを継続しているということです。

 

次にショーボンドホールディングスをご覧ください。

こちらも期間は2017年1月から2018年11月までのものです。

 

赤丸で示しているのが最初に見ていただいた日足の箇所です。

 

一時的に株価が値下がりしたり、横ばいになったりすることがありますが、基本的には順調に右肩上がりの上昇トレンドを継続しているのがわかると思います。

 

 

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日足だけで上昇トレンドを確認するのは危険

さて、ここまで読んでいただいた方は、右肩上がりの上昇トレンドの見分け方で注目すべきポイントというのが理解できたのではないでしょうか。

 

日足を見て短期的に上昇トレンドになっていたとしても、週足や月足で見ると右肩上がりの上昇トレンドになっているとは限りません。

 

つまり、右肩上がりの上昇トレンドで売り買いしたいと考えているのであれば、日足を確認するのはもちろんですが、週足や月足も確認することをおすすめします。

 

先ほどから見ていただいている 、J トラストのチャートのように中長期で見ると、右肩下がりの下降トレンドであったとしても、短期的には調整が入って上昇トレンドに見えるものもあります。

 

もちろん、この辺りをしっかりと理解していて、数週間程度の非常に短期の調整である、この戻しを利用した売買を狙い目にする方法ももちろんあります。

 

重要なポイントである、しっかりと週足・月足を見ることをわかった上で、調整である戻しを狙うのであれば何ら問題はありません。

 

しかしながら、一時的な調整であるにも関わらず、日足チャートを見ただけで順調に株価が値上がりしている右肩上がりの上昇トレンドだと勘違いするのだけは避けるようにしましょう。

 

もし間違った買い方をしてしまうと、トレンド転換しない限りは基本的にこれまでのトレンドを継続していきますので、利益を得るどころか大きな損失を被ってしまい、取引に失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。

 

 

株取引をしている投資家の方で、日足しか見ないという方はけっこう多いようですので、上昇トレンドの探し方の一つとして、週足・月足も確認するということを習慣付けておくと良いのではないでしょうか。

 

繰り返しになりますが、株の上昇トレンドの見分け方は日足・週足・月足の全てを確認することが大切になりますし、これが上昇トレンドを見分けるためのコツになります。

 

このような視点でチャートを見ると、今まで上昇トレンドだと思っていたものが、実はそうでもなかったというものもかなりありますので、もう一度チャートを見直してみるのも良いのではないでしょうか。

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