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株は何円から?いくらから?買えるか3599銘柄の購入価格帯を調査

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株の購入金額の決まり方

株取引を始めるにあたって、そもそも株っていったい何円から購入できるんだろうと思っている初心者の方も多いと思います。

 

この記事を見ているということは、株式投資を始めたばかりの人か、これから始めようと思っている人達だと思いますので、具体的な数字を使ってわかりやすく説明したいと思います。

 

本日は、「株って何円から購入できるのか」についてをテーマに話をしたいと思います。

 

みなさん想像でいくらから株を購入できると思いますか?

 

私が株式投資を始める前に思っていたのは、株ってかなり高いんだろうなというイメージでした。

 

みなさんもそのようにお考えでしょうか?

 

私が想像していたのは、数十万円とか100万円以上購入費用がかかるのかなと思っていました。

 

しかしながら、株取引を始めてみるとわかりますが、実際は非常に値幅が広く、そのような値段の高い株価の銘柄(値嵩株:ねがさかぶ)もありますが、もっと安い価格の銘柄である、中位株や低位株も驚くほどたくさんあります。

 

そもそも、株の購入金額はどうやって決まるのかというと、株価×購入株数で決まります。

 

この株価は売り買いしたい投資家によって随時値上がりしたり値下がりしたりしますので、特定の金額というのはありません。

 

つまり、常に値動きがあるということです。

 

あなたが購入したいと思い、注文した金額で約定(売買が成立)すれば、その値段があなたが購入した株価になります。

 

購入株数については、1単元ごとに購入することになるのですが、この1単元というのは銘柄によって異なり、100株単位が多いのですが、1000株単位のものもありますし、10株単位や1株単位のものもあります(ETFなども含む)ので、それぞれの単位数ごとに買うということになります。

 

このようにあなたが購入したい株価と購入したい株数をかけたものが、必要な購入金額になります。

 

具体例でいうと、株価が1000円で購入株数が100株であれば、1000×100で10万円が購入金額になるということです。

 

なお、実際には売買金額に対して証券会社に支払う手数料もありますのでもう少し必要な購入資金は増えます。

 

また、証券会社によって手数料は異なりますので証券会社を選ぶ参考の一つにしてください。

 

 

株は何円から購入できる

それでは、具体的に株の購入はいくらから可能なのかについて表を用いて説明したいと思います。

 

この表は、平成30年7月20日取引終了時点での「東証1部・東証2部・東証マザーズ・ジャスダック」の合計3599銘柄の最低購入金額を金額別の割合で表したものです。

 

なお、最低購入金額の「最低」という意味は1単元で購入した場合ということです。

 

 

まず見て頂きたいのは、100万円以上の購入金額が必要になる割合です。

 

この時点での100万円以上の銘柄数は59銘柄ですので、全体の3599銘柄からすると、割合としては1%程度しかありません。

 

最初に話をしたとおり、株を購入する時には100万円以上の費用がかかったりするのかなと初心者の頃の私は思っていたのですが、実は最低購入金額が100万円以上する銘柄というのは極めて少ないということがわかります。

 

50万円以上の最低購入金額が必要な累計割合で見ても、全体の3599銘柄のうちの10%にも満たない8.8%ですので、数が少ないことから、むしろ50万円以上の購入金額がかかる銘柄を探す方が難しいといえるのかもしれません。

 

30万円以上で考えても、累計割合が22.3%ですので全体の3599銘柄に占める1/4にもならないということです。

 

逆にいうと全体の3/4は30万円未満で買える銘柄だということです。

 

全体の割合から考えると、20万円以上30万円未満が全体の17.3%あり、10万円以上20万円未満が全体の30.6%あるということから、この10万円から30万円という価格帯が全銘柄数の約50%を占めるということになります。

 

つまりこのあたりの価格帯が最も多いということです。

 

20万円以上の累計割合が39.6%であるということから、3599銘柄の中央値の価格帯(累計割合50%)は10万円以上20万円未満になり、具体的には10万円台の後半ぐらいになってくるんだと思います。

 

10万円台の後半ぐらいの金額(18万円前後ぐらい)が3599銘柄の中央値になるのではないでしょうか。

 

また、10万円以上が累計割合で70.2%であることから、逆にいうと10万円未満が残りの30%程度あるということです。

 

株式投資を始めるにあたっては、当然資金が必要になるものの、多くの金額を株に回せないという人も結構多いと思いますが、10万円程度の資金があれば全体の銘柄数の30%程度の中から購入したい銘柄を選ぶことができるということですので、実際はかなり選択肢が広くあなたの条件に合う銘柄を買うことができます。

 

3599銘柄の30%ですので、1000銘柄以上あるということです。

 

10万円ぐらいの値段であれば、多くの投資家が準備できる投資金額だと思いますし、少数銘柄の中からしか選べないのではなく、その金額でも1000銘柄以上の中から選択できるということを考えると、非常に投資しやすいですし、やりがいもあると思います。

 

10万円未満の価格帯は少し細かくわけてみましたが、 4万円以上6万円未満の累計割合が92.3%ということは、5万円未満でいうと10%程度はあるのだと思います。

 

このように考えると、5万円でも300銘柄以上から選べるということですので、資金が少なくても銘柄の選択肢は広いです。

 

最も安い価格帯である1万円未満で見ても30銘柄程度はありますので、これぐらいの金額でも株式投資は可能だということです。

 

株を始める前には、「取引は何円からできるのだろうか」とか、「自分の資金で足りるのだろうか」と考える人も多いのですが、株はかなり幅広い価格帯で取引ができるため、基本的には「いくらからできるのか」というような心配をする必要はありません。

 

なお、今回は「東証1部・東証2部・東証マザーズ・JASDAQ」銘柄だけで表の作成をしましたが、実際にはその他にETFやREITなどといった銘柄もありますので、さらに相当な銘柄数増えることになります。

 

 

参考までに購入金額が高い銘柄でいうと500万円以上や1千万円以上の購入金額が必要になっている銘柄もありますので、ここまで高い銘柄はどんな人が買うんだろうというレベルです。

 

私なんかとても手が出せるレベルではありません。

 

反対に安い銘柄でいうと500円のワンコインでお釣りが出るぐらいの銘柄もあります。

 

この銘柄は1株単位で購入ができますので、平成30年7月20日時点で本当に500円で買えておつりが出るという銘柄です。

 

また他にも購入金額が1000円や2000円程度の銘柄もありますので、探し方をしっかりとすればお小遣い程度の金額で買うことも十分にできます。

 

 

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市場別の購入金額割合

もう少し詳しく見るために市場別の表をご覧ください。

 

まず、東証1部です。

 

 

全体3599銘柄と比較すると、やや購入金額が高くなっており、50万円以上の銘柄が10%以上ありますが、最も割合が多いのは10万円以上20万円未満であり全体の30%以上です。

 

累計割合が50%を超えるのもこの価格帯であることがわかります。

 

 

次に東証2部です。

 

 

全体3599銘柄と比較すると、やや購入金額が安くなっており、50万円以上の銘柄は3%程度しかありません。

 

最も割合が多いのは10万円以上20万円未満で全体の30%程度であり、この価格帯で累計割合が50%を超えることになります。

 

次に東証マザーズです。

 

 

全体3599銘柄と比較すると、やや購入金額が高くなっており、東証1部に非常に近いです。

 

50万円以上が10%程度、10万円以上20万円未満が30%であり、この価格帯で累計割合が50%を超えることになります。

 

最後にジャスダックです。

 

 

全体3599銘柄と比較すると、やや購入金額が安くなっており、東証2部に非常に近いです。

 

50万円以上が5%程度、10万円以上20万円未満が30%程度であり、この価格帯で累計割合が50%を超えることになります。

 

 

最後に4市場をまとめた購入金額別のグラフをご覧ください。

 

すべての市場に共通しているのが10万円以上20万円未満がもっとも割合が多く、この価格帯で累計割合が50%を超えるということです。

 

グラフを見てもわかるとおり、この価格帯が他の価格帯と比べてずば抜けて銘柄数が多いことがわかります(平成30年7月20日時点)。

 

つまり、中央値的な金額の株を購入するということであればこれぐらいの金額が必要ということです。

 

 

いくらから株を買えるのかを見てきましたが、気をつけてもらいたいのは安い方がいいとか、高い方がいいということはありませんので、極端に株価が安い場合には、なぜその銘柄がそれほど値段が安いのかという理由もしっかりと知り、理解した上で購入することをおすすめします。

 

まぁ、何円から買えるのかと聞かれれば、「安いものから高いものまで幅広い価格帯が品揃えされています」という結論でしょうか。

 

それでは本日のまとめです

本日のまとめ

  • 株は価格によって値嵩株・中位株・低位株がある
  • 購入金額は株価×購入株数で計算
  • 株(ETFなども含む)は単元が銘柄によって異なり、1株単位・10株単位・100株単位・1000株単位などがある
  • 東証1部・東証2部・東証マザーズ・JASDAQで購入金額が100万円以上になる銘柄は極めて少ない
  • 東証1部・東証2部・東証マザーズ・JASDAQで購入金額が50万円以上になる銘柄は10%もない
  • 全体の3/4は30万円未満で購入できる銘柄
  • 10万円以上30万円未満の購入金額の銘柄が全体の約50%を占める
  • お小遣い程度の金額で購入できる銘柄も多い
  • 何円から購入できるのかというと株は安いものから高いものまで価格帯が幅広い
  • 最も割合の多い価格帯は10万円以上20万円未満であり、全体の中央値(50%)もこの価格帯になる
  • 東証1部と東証マザーズの割合が近く、東証2部とジャスダックの割合が近い

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