投資方法

株式投資の目標で目指すべき利益率と年間設定目標に到達しづらい理由

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株式投資の目標は投資経験で違う

みなさんは、株式投資の目標をどのように設定しているでしょうか。

 

まもなく2018年も終わりを迎えます。

 

今年の投資成績はいかがだったでしょうか。

 

今年から株取引をやり始めた初心者の方もいらっしゃるでしょうし、これまでそれなりの年数で株取引を行ってきた方もいらっしゃいますので、投資家それぞれで株式投資の目標というのはもちろん違います。

 

しかしながら、多くの投資家が自分が目標にした株式投資の成績に到達していないのが現状ではないでしょうか。

 

もちろん私もそんな年があります。

 

本日は、株式投資の目標設定の考え方またなぜ多くの投資家が設定した目標に届かないのかについても話をしたいと思います。

 

 

個人投資家は損失が多い

あくまでも一般論で言えば、個人投資家は損している人の方が儲かる人よりもはるかに多いと言われています。

 

この、一般的に損している投資家が多いという割合は、情報によって非常に大きな差があるため何が正確なものとは言えませんが、極端な例だと9割程度の投資が損失を出していると言われることもあります。

 

少ないデータだと4割程度の投資家が損失を出していると言われることもあります。

 

多くの情報があることからどれを信じていいのかわからないのですが、基本的には個人投資家は損する人の方が多いというのだけは、多くの情報で一致した見解のようです。

 

 

 

目標の設定方法

さて、そのような損する可能性が割と高いと言われる株式投資の中で、何とかして自分が目標にした利益を達成しなければならないわけですが、みなさんは株式投資の目標を設定をどのように決めているでしょうか。

 

多くの投資家が、購入価格の何%値上がりしたら利益確定売りとか、購入価格より何円上昇したら売るといったような感じではないでしょうか。

 

この2つのやり方については、基本的にどちらも言っていることは同じです。

 

例えば1000円の株(1単元100株)を購入したとして、5%値上がりしたら売ろうと考えているということは、つまり50円値上がりしたら売ろうと考えているということと全く同じですので。

 

基本的には何パーセントの上昇で売るというのと何円上がったら売るというのは同じ考え方であると私としては思っています。

 

まぁ~少し違うといえば金額で決める時の方がきりのいい数字で決めるパターンが多くなるということです。

 

例えば1000円であれば50円上昇したら売る、100円上昇したら 売るといった感じですね。

 

%で決める場合には3%の利益で売ろうとか少し細かい数字が出てきたりします。

 

値段が上昇した価格で決める方が、節目の数字で利益確定売りしようという考えの人が多いのだろうなと思います。

 

多くの投資家は、この2つのやり方のどちらかを選択していると思います。

 

私としては、目標設定の決め方としては特にこれで問題はないと思います。

 

あなたが株価で決める方が良ければ、上昇した価格で設定し、値上がり率で決める方が良いのであれば何%上昇したら売るという決め方にすれば全く問題ないと思います。

 

今回の記事では上昇率であるパーセントを採用した場合として話をしたいと思います。

 

 

利益目標は何%あればいい

それでは一般的に、何パーセントぐらいの利益が取れればとりあえず良かったと考えられるのかというと、これは最初の方でも言いましたが、それぞれの投資家で株取引の経験年数が違うから一概には言えません。

 

一般的には10%取れればとりあえず良いのではないかと思います。

 

私としては、最も大事なことは年間を通して損失を出さないということですので、もっと少なくて5%でもいいと思います。

 

もちろんもっと大きな利益がいいのですが・・・

 

利益率が小さかったとしてもプラスになっている限りは必ず資産は増えているわけです。

 

だからこそ最も大切なことはマイナスにならないようにするということです。

 

10%の利益が取れればいいということですが、年によっては成績が悪くて5%ぐらいしか取れないこともあるでしょうし、場合によっては日経平均株価の相場状況もよく20%や30%を超える年もあるかもしれません。

 

また多くの個人投資家や機関投資家が取引していることから、避けなければならないもののどうしてもマイナスになってしまう年もあるかもしれません。

 

これらのような年を平均して10%の利益を上げることができれば、当たり前ですが資産は確実に増えていきます。

 

 

複利効果のメリット・デメリット

100万円の元手で取引したとして、1年後には110万円になっているということです。

 

つまり、1年間で10万円利益が出たということです。

 

翌年110万円に対して10%の利益をあげられれば、1年目の利益より増やすことができますよね。

 

最初のうちは利益が大きく増えることはありませんが、年数が増えれば増えるほど急激に利益が増えてくるようになります。

 

・・・というのが一般的に複利効果のメリットといわれているものです。

 

しかしながら、ちょっと私としては複利効果には疑問を持っている面もありますので、 完全に否定的ということではないのですがマイナスになる可能性もある株式投資であれば、手放しですごい効果だと言えるほどのレベルで捉えているわけでもないというのが個人的な複利効果に対しての印象です。

 

年間損益がマイナスになることなくずっとプラスが続くのであれば素晴らしい複利効果だと言えるのですが・・・

 

利益率が毎年安定した値であるわけではない株式投資ですので、計算上では何%で何年間ということで複利効果の計算はできますが、そんなにうまくいかないのではないでしょうか。

 

デメリットとしてのマイナスの複利効果も考えていたほうがいいでしょうね。

 

 

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あなたの株取引にとって役に立つかもしれない投資方法や取引の知識を書いていますので、気になる方はこちらの投資方法からご覧ください。

 

 

個別銘柄の売却目標が重要

さて少し話が逸れてしまいましたが、どんなに少額であれ最終的な年間の損益をプラスに持っていくということが大切になります。

 

例えば月に1%の利益を得ることを目標にしたとします。

 

100万円で投資したとすれば1万円の利益が取れれば良いということになりますね。

 

100万円使って1ヶ月間で1万円の利益を目標にするというのはそれほど難しいと感じるでしょうか。

 

個人の感覚によるでしょうが、それほど難しい目標に感じない人が多いのではないでしょうか。

 

これを1年間続けると年率12%ということになります。

 

それでは年間12%の利益と考えるとどうでしょうか、少しハードルが高くなったような気がする人もいるかもしれません。

 

なぜ、個人投資家がなかなか儲かることができないのかというと、私自身何度も経験したことでもあるのですが、多くの投資家が売却目標を決めていないからです。

 

年間での目標を決める人は結構いるのですが、購入したそれぞれの各銘柄に対して何%の株価上昇で売るということを決めている人は、実は思ったよりも少ないと感じます。

 

株を購入した直後から価格が値上がりしたとします。

 

その時多くの人がこのまま保有していれば、もっと株価は値上がりするだろうと考えて、売却せずにずっと持ち続ける、つまりホールドする選択をします。

 

仮に値上がり率が5%になろうが10%になろうが、ずっと保有し続けます。

 

さて、ここまでは何の問題もありません。

 

問題なのはこの後で、株価が値下がりに転じたときです。

 

株取引で多くの利益を上げている人は、値下がりし始めたことを素早くキャッチし、利益確定売りするパターンが多いです。

 

または、自分が決めた目標に到達した段階で、すでに売却しています。

 

しかしながら、値下がりしたとしても、また元の株価に戻るだろうし、一時的な調整でさらに値段は上がっていくだろうと考えるパターンになってしまうと、そのまま値下がりを続けて結局ほとんど利益のない状態で売ることになってしまう場合もあります。

 

もちろん大きく上昇を狙える銘柄である場合には、含み損にならない範囲内でギリギリまで売らずに一気に大きな利益を狙おうというやり方もありますので、そのようなことを戦略的にしているのであれば、これも問題ありません。

 

最もダメなのは株を買ってから、せっかく含み益になってプラス何パーセントという利益があるにも関わらずもっと上がるだろうと思って保有し続け、最終的に売り時を見失って含み損になってしまうというパターンです。

 

 

株を買ってから含み益である期間が短期間であることも非常に多いです。

 

欲張ってマイナスにならないためにも、ぜひ年間目標の前に、個別の株の利益目標を持つようにしてはいかがでしょうか。

 

「欲張るといいことはない」ということを私は意識して取引するようにしています。

 

ほどよい売却目標がストレスもたまらないですし、リスクも少ないはずですから。

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