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株は下がった時に買う方がいいのか上がっている時に買う方がいいのか

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株は下がった時に買うか上がっている時に買うか

株は下がった時に買うのと、上がっている時に買うのとどちらがいいのだろうかということを考えたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

株を下がった時に買うということは、一般的に言われている逆張りですね。

 

一方で株を上がっている時に買うということは、一般的に言われている順張りですね。

 

一概にどちらが良いということは言えません。

 

どちらにもメリットデメリットがあるわけですが、私の投資経験で言えば、株は下がった時に買うことで投資成績は良くなりました。

 

だからといって順張りでの投資を一切しないというわけではありません。

 

中長期で見ると右肩上がりの上昇トレンドを継続している銘柄の一時的な値下がりである「押し目」で買うこともよくありますので、順張りの中での逆張りで取引もします。

 

まぁ~このようなタイミングで買う場合でも、それは順張りなんじゃないのという声も聞こえてきそうですが・・・

 

私の中では要するに株は下がった時に買うということです。

 

 

初心者の頃の私の取引

私は、株取引の初心者の頃は純粋な意味での順張りをしていました。

 

右肩上がりの上昇トレンドに乗った取引ということです。

 

株価が値上がりしているから今後も値上がりするであろうという考えのもとでの売買でした。

 

株式投資の初心者にとっては、株価が上がるから買いたい人が増えてさらに株価が上がるだろうという非常にわかりやすい流れであったため、順張りでの取引を行っていました。

 

もちろん現在においても初心者の方が順張りをするのは悪くないとは思っていますが、重要なのは売り時だと思っています。

 

売るタイミングをしっかりとマスターしていれば順張りの取引で良い利益率に持っていくことは出来るのだと思いますが、初心者の頃の私は売るタイミングを見極めるのがなかなか難しかったため良い年間損益にすることができませんでした。

 

もう一つ難しいと感じたポイントが、右肩上がりの上昇トレンドだと既に相当上昇していることから、価格が値下がりした場合には、25日移動平均線などからの乖離もかなりのレベルになっている場合もあるということです。

 

そのため下落していくと、うまく損切りができない場合に大きな含み損になってしまうリスクがあるということです。

 

高値掴みになってしまうと大きな損失になることもあることから、基本的な投資方針を変更することにしました。

 

 

下がった時に買う理由

先ほども言いましたが、順張りであれ逆張りであれメリットデメリットはあるわけですので、株を安値で買うということに対してもデメリットはあるわけです。

 

例えばそのまま値下がりし続ける可能性もありますからね。

 

しかしながら、私としてはデメリットよりもメリットの方が大きいと考え、株は下がった時に買うようにしています。

 

どのようなメリットがあるのかと言うと、一番分かりやすいのは安いということです。

 

価格が下がっているということは、買い方よりも売り方が優勢な状況であるということです。

 

連日のように下がっていくと売りが売りを呼び、さらに株価は下落したり、時には急落したりします。

 

そのような多くの人が買いたいと思わないような時に購入するということは、非常に安値で買えるということです。

 

株取引で成功するためには、人と反対の対応をすればいいという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

もちろんそうすれば確実に勝てるというわけではありませんので注意してください。

 

他人と反対にした方が良い場合もあれば、同じにした方が良い場合もあると思いますので・・・

 

全てにおいて投資は自己責任ですので、いろいろな情報を仕入れた上で勉強し、最終的には自分で判断しなければならないということです。

 

 

売るタイミングは?

さて、株で売却益を狙うのであれば安く買えるということだけでは不十分です。

 

買った後は売らなければなりません。

 

株を下がった時に買うことで安く買えた後は、私としてはすごく高値で売ろうとまでは思っていません。

 

安くで買って高くで売るのが理想ではあるわけですが、そもそも下がった時に買ったわけですので、含み損を抱えた相当な投資家がいることが想定できます。

 

過去のチャートを見てもらうとわかりやすいのですが、あまりにも売られると「ある程度のレベル」までは市場全体の売られ過ぎからの買い目線や反動からすぐに戻すことがあります。

 

例えば、1/3戻しやフィボナッチの38.2%、半値戻しの50%などですね。

 

しかしながら、大きく戻すためには含み損になっている投資家のやれやれ売りを吸収するだけの買い圧力が必要になるため、フィボナッチの61.8%や2/3戻し、全値戻しまで考えていると、更なる下落に巻き込まれてしまう可能性もあるため、私としてはそこまでの深追いはしないようにしています。

 

とはいえ欲が出てしまって、もうちょっと引っ張ろうかなと思ったりすることもありますが・・・

 

 

安値で買いづらい理由

言葉で言うのは簡単なのですが、実は株を下がった時に買うというのは簡単なことではありません。

 

何が難しくさせているのかと言うと、このまま下がり続けるのではないかという心理面です。

 

下がった時に買うというのは思っている以上に勇気が必要です。

 

場合によっては、市場全体がさらなる売り目線になり、トレンドが悪くなることで大きな損失を被ってしまう可能性もありますからね。

 

非常に重要なポイントだと思っているのは、いつ株価の大暴落が来るのかということです。

 

これは誰にもわかりませんが注意しておかなければなりません。

 

株を下がった時に買うというやり方は、2013年以降で考えれば相当な利益を出すことができたわけですし、大儲けした人もいると思います。

 

しかしながら、下がった時に買い続けていると、どこかのタイミングで数十年に一度と言われるような大暴落に巻き込まれる可能性もあるということです。

 

場合によっては、今までの儲けも一発でふっ飛ぶ可能性もありますので、注意しなければなりません。

 

 

しかしながら、私としては市場全体のトレンドに注意しながら、今のところは「株は下がった時に買う」取引を行なっていこうと思っています。

 

なぜなら過去よりも今の方が取引成績がいいわけですから。

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