株が大幅に下がった時に何をする?
株価は上がったり下がったりするものであるとわかっていても、実際に大きく下がった局面に遭遇すると買い方側の投資家としてはがっかりしてしまいますよね。
しかしながら、株の売り買いをしている以上、そのような状況になってしまったのであれば、過去を悔やむばかりではなく、次にどういった行動をとるのか考える方が良いのではないでしょうか。
株取引の長い歴史を振り返ってみると、株価が大きく下がった時に勇気を出して買った人は、相応の利益を得た人がいるというのも事実です。
また、それを知っている人が自分も儲けようと思って、大幅に下がった時に購入したものの、あまりにも買うのが早すぎて、更なる下落に巻き込まれてしまい大損してしまう人がいたのもまた事実です。
暴落時に株を買う場合には、十分に値下がりしたタイミングで買わなければならないと言えるのかもしれませんね。
そう言いながら私は買い下がったりしている銘柄があるのですが・・・
さて、市場全体を巻き込むような材料によって、株価が大きく下がった時に、個人投資家がとるパターンとしては、大きく言うと4つあるのだと思います。
具体的に見ていきたいと思います。
株をやめる
まず一つ目は、株の世界からの退場です。
残念ながら暴落に耐えられなくなり、株式投資から撤退を決めた人もいると思います。
それは個人の判断ですので、株の世界から身を引くのはもったいないというようなことは、私としては思いません。
株式投資は勉強すれば成績を上げやすくなるというのは事実だと思いますが、それだけではなく運の要素もあります。
リーマンショックによる株価の大暴落から回復し始めた頃に、株式投資を始めた場合、初心者であったとしても、大きく儲かったという人も多かったと思います。
逆に、2018年以降から株式投資を始めた人であれば、いきなりの強烈な下落で、株取引に怖さを感じる人もいたのではないでしょうか。
株の世界から撤退するのも勇気が必要です。
もし損失を被ったのであれば、今後取引しない場合には、その回収はできないわけですからね。
勇気を振り絞っての決断だったのだと思います。
取引するかしないかについて他人がどうこう言うべきことではないですからね。
株価もチャートも見る気がしない
二つ目は、株について何も見る気がしないパターンです。
株をやめるというところにまでは至らないものの、あまりにも下がりすぎたため、とりあえず株から離れたいという人たちです。
これについても、それはそれでいいのだと思います。
いい情報がなければ、株価やチャートをずっと見ていたとしても、面白くもありませんからね。
とりあえず、自分の趣味などに時間を割いてみるのもいいのかもしれませんね。
リフレッシュも大切です。
静観
三つ目は静観です。
これは取引はしないものの、株価やチャートをしっかりと見ていて、その後の状況次第でどういった対応をするか考えているという人達です。
ちなみに今現在の私がどれにあたるのかと言うと、大きく言えばこの静観にあたります。
先ほども言いましたが、ちょっと買い下がったりする銘柄はあるものの、全体的に見れば静観です。
この記事を書いている本日は、2020年3月22日です。
世界全体の株価が下がっており、日経平均株価もどこまで値下がりするかわからない状況になっています。
私が今現在何をしているのかと言うと、株価が落ち着いた後に何を買うかの銘柄選定です。
株価が大幅に下がったことで、私の保有銘柄もダメージを受けたわけですが、マイナス方向ばかりで考えているわけではありません。
これまで全力で買ってきたわけではありませんので・・・
株価が暴落するということは、安くで買えるということですので、次に何を買うかを考えることが大切ですね。
個別銘柄を買うのか、指数に連動する商品を買うのか、または米国の指数に連動する商品を買うのか、いろいろと検討しているところです。
他にも先進国全体にかけるという選択肢もありますね。
米国の個別銘柄については、ちょっとどうかな~という感じですね。
私、英語が得意ではないので・・・
決算報告などもよくわからないかもしれません。
まぁ~後は、指数に連動する商品であれば、レバレッジがかかっているものを選ぶのかどうかというのも悩みますね。
ハイリスクハイリターンになってしまいますので・・・
何を買うのか、レバレッジをどうするのかについては、どこまで株価が落ちるのかというのが一つの判断材料にはなるのだと思います。
まだ企業業績にどういった影響が出てくるのかがわからない段階ですので、ここから反発するとしても、私の中ではあくまでも短期狙いです。
世界全体の株価が落ち着くまでの間には、何らかの結論を出したいとは思っていますが・・・
売り買いする
四つ目は、買ったり売ったりするという人たちです。
私も少しではあるものの、この中の一人にもなっているわけです。
どこまで株価が落ちるかわからないわけですので、この時点での買いや買い下がりの手法は勇気が必要ですね。
私は潤沢な資金があるわけでもないので、買い下がりは少しだけですが・・・
先ほども言いましたが、まだ企業業績がどうなるか分からないわけですので、多くの銘柄で買い下がっている場合には、場合によっては大損のリスクもあると思います。
ただし、ここから株価が急回復すれば大儲けの可能性もありますので、その辺りをどう捉えるか次第ということではないでしょうか。
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暴落が起こった時に、どういった対応を取るのかは投資家によって違いますし、それによってその後の成績にも影響を与える可能性があります。
リフレッシュするのも、静観するのも、買い下がるのも、どれが間違いで、どれが正解というわけではありません。
まぁ~私としては、この暴落から学びながら、次の本格的な上昇に向けて銘柄選びを頑張りたいと思います。