投資方法

株で配当金を重視するのなら配当利回りが高い時に買うことを意識する

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株式投資は配当金も重要

みなさんは株取引をするにあたって、売却益であるキャピタルゲインを重視するでしょうか、それとも配当金や株主優待などのインカムゲインを重視するでしょうか。

 

もちろんどちらも大切なことではありますが、一般的に短期投資をする人はキャピタルゲインを重視し、中長期投資をする人は、株価の値上がりに期待するとともに配当金や株主優待などのインカムゲインも重視しているのではないでしょうか。

 

私は、株式投資を始めた最初の頃は、圧倒的にキャピタルゲイン中心に取引を考えていたわけですが、最近では、ちょっとインカムゲインにも力を入れた方がいいのではないかと思うようになってきています。

 

投資経験が増えるごとに、また、勉強量が増えるごとに、投資方針に対する考え方も変わってくるんだろうなぁ~と思います。

 

もちろん今後も投資のやり方は変わっていく可能性がありますので、場合によっては、またキャピタルゲイン重視になる可能性もあるかもしれませんが・・・

 

さて今回は、インカムゲインの中でも配当金について考えてみたいと思います。

 

 

配当利回りを高める

株の売り買いによっての利益、 つまり売却益を中心に考えている人の中には、配当金は金額が小さいため、あまり重視していないという人もいると思います。

 

一般的に配当金は平均して2%ぐらいだと言われていますので、確かに大きな金額とは言えないかもしれません。

 

会社四季報などを見ても、1株当たりの配当金が何円とか、予想配当利回りが何%などと、各銘柄ごとに書いていますね。

 

例えば、100株単位の売買で、株価1000円の銘柄であれば、購入金額は10万円が必要なわけです。

 

この銘柄の配当金が、年間2000円であれば、配当利回りは2%になります。

 

確かに年間2000円ということであれば、大きな金額ではないのですが、注意しなければならないポイントは、これはあくまでも「その時点での配当利回り」だということです。

 

その銘柄が1000円だった価格から、株価が下落し、800円になったとします。

 

そうなると、この時点で買った場合、年間配当金の2000円が変わらなければ、100株単位で購入金額が8万円になりますので、8万円に対して2000円の配当金ということになります。

 

つまり、配当利回りとしては2.5%ということになります。

 

個人投資家が、配当金額を上げるということは、筆頭株主になっているなど、大株主でもない限り事実上できないわけですが、配当利回りを高めていくということは、実際に可能な配当金対策です。

 

減配や無配などがないという前提であれば、今の例からわかるとおり、株価が値下がりしたところで購入することで、配当利回りを高めることができます。

 

今の例で言えば、1単元10万円の株を4単元購入したとすると、配当利回り2%ですので、購入金額40万円で配当金が8000円ということになります。

 

一方で、株価が下がった時に、1単元8万円の株を5単元購入したとすると、配当金額が変わらなければ、配当利回りが2.5%になりますので、購入金額40万円で配当金が1万円ということになります。

 

同じ購入金額40万円でも、配当金額が変わらなければ、株の値段が下がった時に買うだけで、配当金を8000円から1万円に、2000円上げることができるわけです。

 

確かに数字上はこうなるわけですが、やっぱり8000円が1万円ぐらいじゃあんまり違いはないんじゃないのと思う人はいると思います。

 

 

高配当銘柄の買い時

しかしながら高配当銘柄であれば、そもそも一般的な平均と言われる2%の配当利回りよりも高いわけです。

 

高配当というのが、一体何%の配当利回り以上のことを言うのかという「定義」は、はっきりしたものはないのだと思いますが、配当利回りが高くなると4%や5%といった銘柄も出てきます。

 

ようするに、配当金を重視した取引をするのであれば、このような高配当銘柄の買い時が重要になってきます。

 

株価が大きく下落したタイミングで購入すると、配当利回り5%だった銘柄が6%や7%以上になったりすることもあります。

 

購入金額10万円の株で、配当金5000円の場合、配当利回りは5%です。

 

この銘柄が年に1、2回ぐらいしかないような暴落時に、例えば30%下落し、 7万円になったとします。

 

配当金が変わらなければ、7万円で購入して、配当金が5000円ですので、配当利回りは7%以上になります。

 

1単元だけだと違いをあまり感じにくいのですが、例えば10単元買ったとすると、購入金額100万円で配当金5万円です。

 

一方で、安くなった時に10単元買ったとすると、購入金額70万円で配当金5万円です。

 

30万円も割安で買えたのに、配当金額自体は変わらない5万円ですので、違いが大きいということが分かるのではないでしょうか。

 

投資に使える元手が高額になればなるほど、配当利回りが少し違うだけで、大きな差が出ることになります。

 

 

配当利回りだけで簡単に購入を決めない

ちなみに今回の例では、複数単元購入するということにしましたが、減配や無配、倒産などのリスクを考えると、一つの銘柄に多くの金額を投資するのは、リスクがあることが分かるのではないでしょうか。

 

事前に配当金を考慮した上で、狙う銘柄を決めておき、できるだけ複数銘柄に分けて買うほうが、少しはリスクが減らせるかもしれません。

 

もし購入した中の1銘柄が、減配になったとしても、その影響を軽くすることができますからね。

 

 

ちなみに高配当銘柄だからという理由だけで、単純に買うのではなく、 どのような業績であるのかというのは、確認しておく必要があります。

 

配当金を狙うということは、投資期間がそれなりに長くなりますので、ファンダメンタル分析も必要になってくるのではないでしょうか。

 

そもそも株価が暴落した理由が、その企業の業績(決算)が悪かったためということであれば、売上高や利益の減少に伴って、減配や無配になる可能性もありますので、インカムゲインを狙う銘柄に適さなくなるかもしれません。

 

なお、高配当銘柄になると、場合によっては権利落ち日以降に、株価が急落することもありますので、その点も十分注意しておく方がいいです。

 

売り買いのやり方は人それぞれですが、インカムゲインに興味があるのであれば、「株価が変動するということは、常に配当利回りも変動している」と意識しながら取引してみるのも良いのではないでしょうか。

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