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株取引で売買による売却益から配当金に方針転換するのはいつがいい?

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売却益を狙うか?配当金を狙うか?

株取引で売買によるキャピタルゲインから配当金によるインカムゲインに方針転換するのはいつがいいのでしょうか。

 

これはそもそも各投資家の考え方によって違うわけです。

 

どれだけ多くの投資資金(元手)があっても、やっぱりある程度の保有期間で売り買いする方が自分には合っているという人もいます。

 

勝ち方がわかっている手法があるのであれば、配当金や株主優待を貰うよりも、売却益を狙う方が一般的に言って稼げるでしょうからね。

 

逆に1000万円程度以上の資金がある人や、投資家によっては100万円ぐらいでもキャピタルゲインではなくインカムゲインを狙う人もいます。

 

もちろん配当金生活を考えるのであれば、人によっては1億円以上の元手がないと生活費をまかなえないという投資家もいるわけですが、比較的少額から配当金を狙い目にする人もいます。

 

これは生活費をまかなおうというような考えではなく、ちょっとしたお小遣い程度や少し生活費の足しになればいいかなぁ~という意識で取引する人もいるからだと思います。

 

投資であることから、売却益を狙うと、毎年損益をプラスにすることができない可能性もあります。

 

大きく儲かる年もあれば、大きく損する年もあるなどプラスマイナスが激しければ、心理的にもきついのではないでしょうか。

 

利益確定売りで得られる利益よりも、年間の利益を想定しやすい配当金を貰うという考えも当然選択肢の一つになるのはよくわかりますね。

 

 

配当金でどのような未来を想定するか

売却益狙いから配当金・株主優待狙いに方針転換したいということであれば、いつからがいいのかというと、それはあなたがどのような未来を想定しているのかによるのだと思います。

 

配当金ですべての生活費をまかなうことを考えているのであれば、それは相当な元手が必要になりますので、かなりの資金を持っていないと、すぐに理想の生活になるというのは難しいかもしれません。

 

仕事や投資など、あなたができる範囲で貯金を増やすことを考えなければならないのではないでしょうか。

 

例えば、配当利回りが4%であれば、1億円で400万円の配当(税金考慮しない場合)ですからね。

 

配当金で100万円もらうことを考えても、けっこうな資金が必要ですので、なかなか厳しいのがわかると思います。

 

なお、配当金生活をめざすにしても、一時期に買うのではなく、リスクを少しでも減らすために時間分散で買ったほうがいいのではないでしょうか。

 

将来、配当金生活をするために可能であれば、配当金の再投資を検討することも必要かもしれません。

 

 

配当金への方針転換はいつがいい?

しかしながら、私としては、個人投資家の多くは生活費の足しになればいいというような考え方なのではないかと思っています。

 

そうであるならば、私としては市場全体の長期のトレンドの確認や景気状況を判断したうえで、あなたにとって問題がなければ、いつ始めてもいいのではないかと思います。

 

ただし、トレンド的に問題ないと思っても、予想が外れることもありますので、先ほども言いましたが、購入は時間分散が大切なのだと思います。

 

時間分散していれば、仮に株価が下落したとしても配当利回りがよい株を買えるようになりますので、やっぱり一時期に集中的に買うのは避けたほうが無難ではないでしょうか。

 

 

企業によっては配当金を定期的に増配するところもあります。

 

もちろん景気状況によっては減配や無配のリスクがないわけではありませんが、株取引で失敗が多く毎年のように損失が出ているのであれば配当金銘柄を検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

 

まずは、配当金でどれぐらいの利益をめざすのか考えてみてはいかがでしょうか。

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