投資方法

株の初心者が取引で失敗しやすいポイントとは?

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初心者の頃は株取引で失敗しやすい

初心者の頃は株の損失が大きくなりやすく、失敗しやすい時期の一つであるという話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

経験を積み重ねることで、それが自信になり、だんだんと成長し、勝ち方を学んでいくのだと思いますが、始めたばかりの頃はなかなか難しいと思います。

 

株の初心者の頃はどうしても取引に失敗しやすく、損失が大きくなってしまいがちではないでしょうか。

 

もちろん私も、初心者の頃は失敗しています。

 

現在はというと、そのころより経験も多少は積んできたと思っていますので、それなりには成長していると思っていますが・・・

 

まぁ~現時点において、相場の世界から退場していないので、そこまで悪い取引ではないのだろうなぁ~という感じです・・・

 

さて、初心者が失敗しやすいことにはどのようなことがあるのかというのを、私の経験も踏まえてお話ししたいと思います。

 

 

最低限の勉強をしてから取引する

まず、株式投資を始めることを決めたら、証券口座を開設して元手(資金)を入金しますよね。

 

入金するとすぐに取引したくなるのが、初心者のよくあるパターンです。

 

「これで自分も投資家だ!」という気持ちなので、すぐに取引したくなるんですよね~。

 

だからといって、すぐに取引するのが必ずしも悪いというわけではありません。

 

意図があればいいのですが、何も考えずに「とりあえず売買」というやり方は良くないのではないでしょうか。

 

つまり、最初の取引をする前に最低限の株の売り買いに関する勉強はしていなければなりません。

 

なぜかというと、相場の世界は、プロも経験のある素人も初心者も基本的には同じ土俵で勝負するからです。

 

当然ですが、初心者だからといって、他の投資家がお手柔らかに売り買いしてくれるわけではありません。

 

何も勉強せずに株取引を始めるのは、何も勉強せずにテストを受けるようなものです。

 

一般的に言っていい成績がとれそうには思えないですよね。

 

それでもいい成績がとれる人もいますが・・・

 

自分の資産を守るためにも、株の売り買いにあたって、まずは勉強しましょう。

 

 

ほどほどの金額で取引する

また、失敗しやすい初心者の方の例として、元手を大きく使ってしまいやすいという人もいます。

 

これは先ほどの勉強にも関わることですが、勉強や経験が少ない段階で大きな金額を投資してしまうと、取り返しのつかないような大損を被ってしまうこともあります。

 

例えば元手が100万円しかないのに、いきなりそのすべてを使って取引してしまうような場合です。

 

株取引の初心者の方は、損する人が多いということを意識していたほうがいいと思います。

 

初心者が失敗しやすいのは株だけというわけではなく何事も一緒ですよね。

 

初心者の方は失敗しやすいのですが、それを恥じることはありません。

 

なぜなら、ほとんどの人が通ってきた道ですから。

 

最初は少額で取引し、「株は難しい」と言われる意味を自分の売買をもって経験するのが良いのだと思います。

 

だからこそ、初心者が大きな金額で取引することは避けるべきだと思います。

 

最初の頃は、わずかに含み損になっただけで、自分の資産が減るかもしれないという現実にドキドキしてしまう人もけっこういると思います。

 

私も最初は数千円の含み損になっただけでドキドキしていましたが、最近は鈍感になったのか一日に数万円や10万円以上の含み損になっても、特に何とも思わなくなってきました。

 

鈍くなったのでしょうか・・・

 

株は上がったり下がったりするものだと思っていますので、一喜一憂はしなくなりました。

 

初心者の頃は、あまりにも大きい金額だと心理的にきついと思いますので、その点は意識していたほうがいいと思います。

 

 

高値づかみに気を付ける

どのタイミングで株を買えばいいのかは、経験のある投資家でもなかなか判断に迷うと思います。

 

経験のある人でもそのようであるのであれば、初心者の人はなおさら難しいわけです。

 

株はできるだけ安く買って高く売るのがいいと一般的には言われると思います。

 

私も基本的にはその通りだと考えているため、株取引においては、できるだけ高値掴みをするのは避けるべきだと思います。

 

では、なぜ高値づかみはしないほうがいいのかというと、自分が買った価格よりも、さらに上の価格で売ることが難しくなりやすいからです。

 

今の株価がどれぐらいの水準であるのかは、月足チャートを見れば何となくわかりますよね。

 

月足チャートは数年分が表示されると思いますので、購入前には現在の株価が長期的な水準で見るとどの程度なのかいうのは確認しておく方が良いと思います。

 

しかしながら、高値で買うのが絶対にいけないというわけではなく、その値段より高値で売ることができればいいわけです。

 

まぁ~それが難しいのですが・・・

 

投資家によっては高値を更新してから購入する人もいます。

 

年初来高値や上場来高値という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

 

高値を更新するということは、その時点においてトレンドに勢いがあるということでしょうし、その期間中において含み損になっている人がいないということですので、売り圧力が少ないと考えることもできるため、そのような銘柄を狙い目にする人も多いのだと思います。

 

 

株式投資の初心者の方は、これからの取引においてさまざまなことを経験すると思います。

 

利益を得るために大切なことは、まず大きな失敗をしないということです。

 

長期間に渡って取引をするためにも、しっかりと勉強し無理な取引はしないということが、株取引の初心者のポイントであり、コツなのだと思います。

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