投資方法

配当金を狙う売買の基本を知りできるだけ失敗を減らすポイントを学ぶ

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配当金で利益を得るための基本を知ることは大切

株取引をするにあたって、配当金銘柄の売り買いで、できるだけ失敗しないために気をつけるべき基本のポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。

 

株式投資で売却益であるキャピタルゲインを狙うだけではなく、配当金(インカムゲイン)を狙う人も増えているようです。

 

私もその中の一人です。

 

配当金の場合は売却益と違って、配当額が前もって分かっているわけですので、年間の収益について計算しやすい面があります。

 

また配当額は、株価ほど上がったり下がったりの激しい動きがあるわけではないのが一般的ですので、心理的にも配当金銘柄は取引しやすいのかもしれません。

 

しかしながら、高配当銘柄や連続増配銘柄などで勝負すると決めても、なかなか取引成績がうまくいかない人もいます。

 

出来るだけ失敗しないために基本を知っておくと、少しは取引にも有利になるかもしれません。

 

 

短期的に損益はマイナスになるかもしれない

私としては配当金を狙い目にするのであれば、短期的に損益はマイナスになるかもしれないと考えておく方がいいと思いますし、配当金銘柄に投資する基本の一つになるのではないかと思っています。

 

これを理解しておかないと、含み損に耐えられずに損切りし、実現損になり、うまくいくはずの投資だったのに、結果的に大きな損失が生じてしまうかもしれません。

 

まず配当金(分配金)は年に一回や二回、又は四半期ごとに支払われる銘柄が多いのではないでしょうか。

 

みなさん配当金のもらい方については、基本的に分かっていると思いますので、この記事では非常にざっくりとした説明をします。

 

配当金をもらうためには簡単に言えば、権利がある間(権利付き最終日)に保有していなければならないわけです。

 

権利を確保して、権利落ち日に売却する人もいますね。

 

さて、配当金を狙う場合に、権利付き最終日に購入したとすると、翌営業日が権利落ち日ですので、多くの場合株価が値下がりするのは避けられないわけです。

 

そのようなことから、配当金を狙っている多くの投資家は、権利付き最終日より「ある程度前」に購入する人が多いです。

 

そうなると権利を得るまでに日数があることから、国内外の政治・経済的な要因または、その銘柄に直接関わる要因などによって、株価が値下がりしてしまうこともあります。

 

株価が値下がりしてしまえば、配当金の権利を確保したとしても、 さらに翌営業日に権利落ちに伴う値下がりがあるかもしれませんので、含み損が大きくなることもあります。

 

配当金を狙って株を購入し、うまく価格が上昇し、権利落ち日でも含み益になっていればいいのですが、最初の段階では、かなりいいタイミングで購入しないとなかなか含み益にするのが難しいかもしれません。

 

 

株価が10%や20%下落することはよくある

例えば、10万円の株(1000円×100株)を購入し、配当金が5000円(50円×100株)だったとします。

 

この場合、配当利回り5%ですね。

 

分かりやすくするために配当金は年に一回だとします。

 

権利付き最終日時点で株価が変わらなかった(1000円)とすると、権利落ち日で株価が配当金分の50円ぐらい値下がりするすることはよくあるパターンです。

 

しかしながら、権利付き最終日時点で自分が購入した値段である1000円よりも、すでに株価が値下がりしている場合もあります。

 

そうなると、権利落ち日でさらに株価が値下がりする可能性が高いわけですので、配当金をもらったとしても含み損の方が大きくなってしまうかもしれません。

 

配当金を5%もらったとしても、1年目で株価が5%以上下がることはよくあると思いますし、みなさんも経験したことがあるのではないでしょうか。

 

仮に2年目も配当金が5000円だったとすると 、自分が購入した株価より10%以上下がってしまうと含み損の方が大きくなってしまいます。

 

現実的には購入方法によって配当金に税金(2019年8月25日現在20.315%)がかかるため、さらに含み損が大きくなる場合があります。

 

一般的に言って、購入した株価が10%ぐらい下がることはよくありますよね。

 

私は何度も経験しています。

 

つまり、今回の例で言えば、配当金が2年とも5000円だったとし、2年目で株価が買値から10%以上値下がりしていた場合、これ以上損失を大きくしないために売るという選択肢を取ってしまうと、配当金をもらったとしてもトータルで損失になってしまうということです。

 

配当金が3年間5000円だった場合、買値の10万円に対して15%ということになります。

 

配当金を3年間もらったとしても、3年目で株価が15%以上値下がりしていると含み損の方が大きいですね。

 

 

10年や20年の長期保有で考えると

それではちょっと時間が進んで、配当金が10年間5000円だった場合です。

 

買値の10万円に対して、10年間で配当金を5万円もらったということですね。

 

税金まで考慮した場合で考えると、この時点で4万円弱配当をもらったことになりますので、購入時点の株価が40%弱値下がりしていた場合で、損益はプラスマイナスゼロです。

 

10年目で40%ぐらいの値下がりと考えるとどうでしょうか?

 

それぐらい株価が下落している場合もあるような気もしますし、高値掴みをせずに、それなりの株価でホールドできていれば、40%は落ちないんじゃないかなというような気もしますね。

 

さらに時が進んで、20年目を考えてみたいと思います。

 

配当金が20年間5000円だった場合、買値の10万円に対して配当金で100%です。

 

しかしながら、とりあえず税金は考慮していた方がいいでしょうから、税金を考慮すると実際の配当額は8万円弱です。

 

そう考えると、購入時点の株価が80%弱値下がりした時に、損益は配当金でプラスマイナスゼロということになります。

 

さて、20年後に株価が80%弱下がっている可能性と下がっていない可能性はどちらが高いでしょうか。

 

これは誰にも分かりません。

 

ただし、株価が80%下がるというのはそう頻繁にあることではないと思っています。

 

80%下がるという経験をした人の方が少ないのではないかと思います。

 

もちろん可能性としては、20年後に80%以上下がっている場合もありますので何とも言えないのですが・・・

 

 

長期間持ち続ける方がいい?

もう一つ不確実な点としては、配当金がずっと維持されるのかというのもポイントです。

 

時には減配になることもあるでしょうが、長期的に見てあなたが想定していた配当額を維持できているのかというのもポイントです。

 

もしかすると増配されてさらに有利になる可能性もありますが・・・

 

無配は避けたいですね。

 

不確実な要素が多い話なのですが、なんとなくのイメージとしては、配当金で利益を得ることを考えるのであれば、長期間持ち続けるほうが、株価が多少値下がりした場合でも、損益をプラスマイナスゼロ以上に持っていきやすいと考えることができるのではないでしょうか。

 

そのためにも高値掴みはしないことを心がけるべきです。

 

株価が5%や10%、場合によっては20%ぐらい値下がりすることはよくある話だと思います。

 

 

つまり、配当金をもらったとしても、比較的短期間で売ってしまうと、含み損が配当金額に比べて大きい場合もあることから、損しやすくなる可能性があるといえるのかもしれません。

 

比較的短期間で売るのであれば、権利落ち日に株価が値下がりしても、含み益になっているような、かなり良いタイミングでその銘柄を購入する必要があります。

 

その時の相場状況によってももちろん違うのですが、私としては、配当金を主とした取引をするのであれば、できるだけ失敗を減らすためにも長期間保有するのが基本だと思っています。

 

なお、最悪の場合の損切りについては、しっかりとしたマイルールが必要だと思います。

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