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投資方針による口座開設の考え方と私が取引口座を決める重要ポイント

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口座開設はあなたの投資方針で考える

株取引をするための口座を、どこの証券会社で開こうか考えている人もいるのではないでしょうか 。

 

証券会社によってアピールポイントが違うため、どこがいいのか悩むというのも分からなくはありません。

 

一番アピールしやすいのは手数料ですね。

 

この証券会社は一定の約定価格まで手数料がかからないものの、それを超えると他の証券会社よりも手数料が高くなるとか、手数料はかかるものの、全体的に見ると割安だとか色々ありますよね。

 

また、会社四季報が無料で見られたり、多くのテクニカル分析が使えたりするというようなことをアピールしているところが多いのではないでしょうか。

 

もし、どこの証券会社で口座を開設しようか悩んでいるのであれば、まずはあなたの投資方針で考えるべきではないでしょうか。

 

ネット情報では、「この証券会社がおすすめです」というようなことが書かれていたりしますが、そのおすすめされている証券会社が、あなたの取引手法にとって本当におすすめとは限りません。

 

例えば、あなたがデイトレードやスイングトレードで頻繁に売ったり買ったりするのであれば、当然手数料は考慮しなければいけません。

 

しかしながら、あなたが中長期投資をしようと考えているのであれば、口座開設にあたって手数料を最も優先して検討しなければならないというレベルだとは思えません。

 

中長期投資であれば取引回数が少ないわけですので、もちろん売買金額によるものの、一般的に言って短期売買よりも手数料が少なくなるわけです。

 

むしろ、会社四季報が無料で見られるような証券会社の方が投資方針に合っている可能性があるわけです。

 

 

取引する口座を決める時に最も重要だと思うポイント

まぁ~基本的にはこのような考え方で、どこの証券会社で口座を開くのかを検討するのが良いのですが、現実的にはそこまでする必要はない可能性もあるわけです。

 

なぜかと言うと、口座開設料も維持管理料も無料である証券会社が多いからです。

 

つまり、あなたが気になった証券会社があれば、念のため無料で開設できるのかなど確認した上で、あなたにデメリットがないと考えられるのであれば、時間を使ってあれこれ悩むよりも、口座を開設してみるのも良いのではないでしょうか。

 

使い勝手というのは、使ってみないとわからないわけです。

 

こっちの証券会社の方が取引しやすいとか、画面が分かりやすいとか、チャートが見やすいとか色々あると思います。

 

なお、複数の証券会社で口座を開設し、取引した時に気をつけておかないといけないことは損益通算です。

 

複数の証券会社で特定口座を開設し、損益通算する場合には、確定申告が必要になりますので、忘れないようにしましょう。

 

 

証券会社によって、いろいろとアピールするポイントはあるわけですが、私がこれまで取引してきた経験でいうと、取引する口座を決める時に最も重要だと思うポイントはシステムの安定性です。

 

どんなに手数料が安かろうが、重要な局面でシステム障害が発生して注文が執行されなかったとすると、その金額的な影響の方がはるかに大きいわけです。

 

もちろん証券会社側で十分な対応を取っているのは間違いないのでしょうが、システム障害が起きると、正常に執行されるべき注文だったのかどうかという問題になってくることもあります。

 

100%安全ということはありえないでしょうが、出来る限りシステムに障害が発生しないような証券会社が安心できるのではないでしょうか。

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