投資方法

1円抜きは難しいので1円未満抜きを考えてみる

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1円抜きは難しい

1円抜きって意外と人気がある投資手法だと思うんですよ。

 

けっこう1円抜きについて調べている人も多いようですので・・・

 

株取引を始めたばかりの頃は、私も1円抜きについてよく考えていました。

 

今現在はどうなのかというと、時々1円抜きをすることがあります。

 

どんな株で取り引きするのかというと、一般的にボロ株と言われるような、株価の低い銘柄ですね。

 

まぁ~みなさんそのような銘柄を使って売買するわけですが、なかなか1円抜きも難しいのです。

 

じゃー、1円抜きが難しいのなら、1円未満抜きならどうなんだろうとか考えたりもするわけですね。

 

「1円未満抜きって何だ?」って感じだと思いますが、こんな名称が本当にあるのかどうかはわかりませんが、要するに東証とPTSを使って、1円未満の小数点を狙ったらどうなんだろう~というような考え方です。

 

そもそも1円抜きって、うまくいけば利益も大きいですし、ダメなら損失も大きい取引なんですが、テクニカルで考えないのであれば、結果的には確率の勝負なんじゃないのかなぁ~なんて思ったりもします。

 

1円未満の小数点で取引しているPTSのジャパンネクスト(JNX)やチャイエックス(Chi-X)を活用すると、上手にすればこんな取引も可能なんじゃないのなんて考えることもあるわけです。

 

ちなみに・・・、そんなすごい技があったなんてびっくりーというような、すごい手法ではなく、「そりゃそうだよね」ぐらいの手法なので気楽に見てください。

 

また、このような手法をおすすめしているわけではありませんので、その点はご理解をお願いします。

 

 

PTSを利用する

例えば、終値が10円と11円を常に繰り返すような、常に1円の上げ下げをする銘柄があったとします。

 

「あったとします」というか、ボロ株だと大体こんな感じの値動きですよね。

 

10円で買えたらラッキー、11円で買ったらアンラッキーみたいな値動きですね。

 

別に10円と11円じゃなくても、15円と16円でもなんでもいいんですけど、要するに1円差です。

 

もし10円と11円の終値がそれぞれ50%の確率ででるとすると、100回で10円が50回、11円が50回でるわけです。

 

このような値動きをする銘柄のPTSの買いの最高値が、基本的に常に10.6円であれば、これはラッキーですよね。

 

例えば、毎日引け成りで1万株買ったとすると、10円で買えた場合には、PTSで10.6円で売れば6000円の儲けになりますね。

 

この6000円の儲けが50回なので、30万円の儲けになります。

 

一方で、11円で買ってしまった場合にも、10.6円で売ります。

 

そうすると、1万株なので4000円の損失になります。

 

この4000円の損失が50回なので、20万円の損失になります。

 

結果的にどうなるのかというと、100回の売り買いで30万円のプラスと20万円のマイナスなので、合計10万円のプラスになります。

 

これのポイントって何かというと、終値の2つの株価(例でいえば10円と11円)の割合とPTSの買いの最高値の価格の関係です。

 

 

差を狙う

今の例で、もしPTSの買いの最高値が10.5円だったら、利益はでないことになりますし、取引する以上はリスクが伴いますのでやめといたほうがいいわけです。

 

じゃー、今の例で、もしPTSの売りの最安値が10.4円だったとしたら、これはラッキーですよね。

 

終値が五分五分ででるのであれば、10.4円で買って、引け成りで売るだけです。

 

終値が11円になれば6000円の儲け、終値が10円になれば4000円の損失ですよね。

 

よって結果は先ほどと一緒で100回の売り買いで10万円のプラスになります。

 

じゃー、終値の割合が五分五分じゃなくて、6対4とか、7対3とかだったらどうなの?という疑問が出るかもしれませんが、要するに何対何だろうが、その銘柄のPTSでの通常の取引がいくらで行われているのかによって利益になったり、買うべきではなかったりするわけですね。

 

東証とPTSのバランスです。

 

ちょっとした「差」を狙うという手法と言えるのかもしれません。

 

ちなみに、もし11円が70%の確率で出て、10円が30%の確率であれば、PTSで10.8円で売れるのであれば、終値10円であれば、30回で24万円の儲けになり、終値11円であれば、70回で14万円の損失になって、結局100回で10万円のプラスになるわけです。

 

逆に、通常のPTSの状態だと10.6円で売れる場合だと、終値10円であれば、30回で18万円の儲けになり、終値11円であれば、70回で28万円の損失になるので、このようなバランスの銘柄だったらマイナスになるのでダメだということです。

 

東証が7対3のバランスなのに、PTSがそのバランスになっていないので利益がでたり損失がでたりすると考えることができるのかもしれませんね。

 

ね!!

 

驚くような内容でもなく当たり前の話でしたね。

 

 

投資は自己責任

先ほどからの例で、「買いの最高値で売る」とか「売りの最安値で買う」と言いましたが、これはボロ株の注文数の関係上、「売りの最安値で売る」というのがなかなか難しいからです。

 

注文数が多いので・・・

 

銘柄によってはできるかもしれないんですが・・・

 

ちなみにが多いのですが、もし終値が五分五分なのであれば、ちょっと検証して終値のパターンを考えるだけで、10円対11円を6対4とかにもっていけることもよくあります。

 

そうするとPTSとのバランスを考えると儲けやすくなったりするんですよね。

 

・・・と、このようなことなどを考えたりしているわけです。

 

じゃーこのような取引を自分でするのかというと・・・

 

しないのかもしれない。

 

あくまでも数字上の話なので・・・

 

 

今回の記事は、このような取引をおすすめしているわけではありません。

 

投資は自己責任です。

 

今回の記事で言いたかったことは、検証をすると、こんな手法もあるのではないかとか、いろいろなアイデアがでてくることがありますよということです。

 

みなさんもいろいろな検証をしてみてはいかがでしょうか。

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